いつもお世話になっております。kichioと申します。先般、rkhsさんからフーリエ変換とフーリエ級数展開の混同をご指摘いただき、またHiroyuki827さんからオイラーの公式に関するヒントをいただき大変勉強になりました。皆様方のご教授をもとに自己学習をしてまいりまして、再度、投稿させていただきます。現時点で不明なことはオイラーの公式が純粋な正弦波を表すことが数式で導出できず、私なりに書籍などを調べながら書かせていただいております。誤っていることは承知していながら投稿することを、お許しいただき、ご助言を賜りたく再度、投稿させていただきます。この点が理解出来ましたらラプラス変換に学習を進めていく所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。
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回答5件
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フーリエ変換なりラプラス変換はあくまでも数学上の変換に過ぎません。
「時間」とか「信号」といった物理量や物理現象との関連は「単位」との紐づけがないことには意味を成しえません。この変換の問題ではなく、数学と物理の関係から復習したほうがいいと思います。
投稿2017/04/15 03:21
総合スコア4838
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ラプラス変換については専門外なので、文献をおすすめするくらいしかできません。工学系ならいかがおすすめです。フーリエ解析と偏微分方程式 (技術者のための高等数学) フーリエ変換も載っているので、参照しやすいと思います。
どのように複素数を扱うか分野によって異なるので、あなたの求める答えになっているかはわかりませんが、私なりの回答を書いてみたいと思います。
複素数を扱うメリットとしては、実変数が2つ扱えることでしょうか?これが大きいと思います。というのも私達がよく扱う空間は実数で座標を指定する二次元ですからね。虚数は軸上に載せられません。その上で極形式とは何か考えてみたいと思います。
複素数はz=x+iy
(iは虚数) と書かれます。これを複素共役z* = x-iy
と掛け合わせると|z|^2=x^2+y^2
となりますね。これは円の定義方程式になっています。何らかの事情で左辺が定数ならば、|z|^2 = r^2
とおいてr^2=x^2+y^2
となるのですぐわかりますね。これは半径r
の円を表しています。ところで、円というのは角度\theta
を変えても形は変わりません。つまりx=rcos\theta
, y=rsin\theta
とおけば、これはよく知られている関係cos^2\theta + sin^2 \theta = 1
を導きます。この式はいかなる\theta
においても成り立ちます。この結果から、円の形(つまり定義方程式は)\theta
によらないことがわかります。
以上の結果を踏まえますと、z=re^i\theta
と置くことは非常に効率が良いことがわかります。この複素共役はz* =re^-i\theta
ですから、|z|^2=r^2
となり、円の方程式を導きますね。またe^i\theta = cos\theta + i sin\theta
を使えば、cos^2\theta + sin^2 \theta = 1
を導きます。
このように、複素数はそれ自体、(幾何学的に見る限り)円と関わりが非常に深いわけで、円というのは我々が見慣れている形ですし、扱いやすい。実数x, y
を考える限り、\theta
というのが表に出てこないわけですからね。このような議論から、(最終的に実数が欲しい場合において) 極形式というのが扱いやすい形式であること、円と結びついている形式であることがわかります。
物理方面では、よく、(周期的な変数)角度\theta
を用いて描かれる量を「波」といいます。そう考えると複素数z=re^-i\theta
は波です。あなたがノートで書いているように、実数|z|^2 = r^2
は波の振幅の二乗を表しています。私達が観測できるのは実数だけですし、また角度\theta
はこの表式では消えているわけですから、実際に観測されるのはこの振幅であり、信号の強度として観測されているわけです。
現実に存在する波は一概に角度\theta
で表されるようなものばかりではありません。所々に微分不可能な突起があったりしますね。そういうものを扱うにはフーリエ変換や、ラプラス変換といった道具が必要になります。
以上のような感じでどうでしょうか?あなたの求める答えになっていれば嬉しいのですが。。。
投稿2017/04/15 11:48
編集2017/04/15 11:51![退会済みユーザー](https://ddjkaamml8q8x.cloudfront.net/profileImages/deletedUser/icnUserSample.jpeg)
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ベストアンサー
質問が再掲示されたので回答も再投稿します。繰り返しますが、数学の話と物理の話が混同しています。フーリエ変換自体は数学上のものでしかないことをあらかじめ断っておきます。
まず、フーリエ変換(ここではフーリエ級数展開にも近い)とは、「f(t)を周期関数の総和で表現しなおそう」という変換です。すなわち、「f(t)を様々な正弦関数の総和で表したらどうなるか」ということを考えるものです。
いま、「様々な正弦関数」と述べましたが、ここで正弦関数には二つのパラメータを考えます。一つは、「全体の係数」(**物理の世界は「振幅」**と呼ばれるもの)です。もう一つは「関数内の係数」(**物理の世界では「周波数」または「振動数」**と呼ばれるもの)です。
二つのパラメータのうち前者をA、後者をBとしましょう。f(t)のフーリエ変換F(w)とすると、Fとwの関係がAとBの関係に対応するものとなります。
投稿2017/04/22 16:54
編集2017/04/22 16:59総合スコア4838
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再度投稿しますね。ver2への投稿ということで。
私が以前回答した部分について、質問者様が編集された箇所への指摘です。
[1] 方程式x^2 = 1
の解は何でしょうか? x = 1
だけではありませんよ。x=-1
もあります。これを忘れないでください。ただし、複素数は以前指摘しましたように、z=e^(i\theta)
のように角度\theta
に依存してかけるので、この符号部分は角度依存性によって無視できます。(実際に\theta
にいくつかのよく知られている値を入れてみてください。\theta=0, pi
ではz
の符号はどうなるでしょうか?
[3] オイラーの公式e^(i\pi)=-1^が成り立つのは,
\theta = \piのときです。一般の
\theta`で成り立たないので、この部分を言及されている部分はナンセンスです。
[2] 複素数z
の積は、それの複素共役z* = x - jy
(虚数j
)との積|z|^2=x^2+y^2
と、z同士の積z*z=x^2-y^2+2ixy
と明確に区別されます。この点を考慮ください。
複素数を扱うのは計算を楽にするためだと考えれば、そんなに大したものではありません。数式としてみれば、数直線に乗らない数を扱っているのですが・・・。ところで、この世にはsin
かcos
から構成される波しか存在しません。全ての波はそれらの足し合わせで書けるわけです。もっというと、cos
やsin
の位相部分(角度\theta
)が整数n
で指定され、波長(とか周波数)を変えれば、そういった日常的な波を表現できるようになります。これがフーリエ展開です。
このあたりは、私が以前紹介した本が非常に読みやすいと思うので、読み進めてみてください。もしそれでもわからないときは、わからないところを整理して、とにかく戻ることです。高校の課程で複素数が扱われているようなので、教科書ガイドでも読み進めてみるとわかりやすいと思いますよ。(戻ることは恥ではなく、それが一番の近道ですね。)
投稿2017/04/22 15:23
編集2017/04/22 15:34![退会済みユーザー](https://ddjkaamml8q8x.cloudfront.net/profileImages/deletedUser/icnUserSample.jpeg)
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2017/04/23 11:11
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まずFourier級数(展開)とFourier変換を混同しているようです。
もちろんこれらは大いに関連していますが、制御工学の初歩の段階では、これらは別物と思ったほうがよいでしょう。一方は周期関数、他方はR全体で定義された関数が対象です。
ラプラス変換に直接対応するのがフーリエ変換であって、フーリエ級数ではありません。
とはいっても、制御工学で使うラプラス変換を理解するのにフーリエ変換の知識は不要です。
制御工学で重要なことは、インプットとアウトプットの関係です。
インプットをu, アウトプットをxとしましょう。するとxはuを外力項に持つ線形の微分方程式の解になりますね。というより線形の微分方程式でモデル化できる対象だけ扱うのが初級制御工学ですね。
インプット・アウトプットの関係を知りたければ、微分方程式を解いてみればわかります。しかーーし!!「解かなくてもわかる」仕組みがあるのです。その仕組とは・・・
そうです、ラプラス変換です。
ラプラス変換を使うと、インプットuとアウトプットxの関係が「伝達関数」という多項式(有理式)になるのです。そして伝達関数の特性を調べれば、プラントの特性がわかり、プラントの特性がわかれば、制御が(完璧ではないけどある程度は)できるようになるのです。
制御工学は「実社会でめちゃくちゃ役に立つ」稀有な学問です。しっかり勉強しましょう。
投稿2017/04/16 11:48
編集2017/04/16 11:51総合スコア1582
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