venvにおけるライブラリの管理方法について

Question

仮想環境を作成する為、python3 -m venv venvコマンドを打ち込み、その後pip install ライブラリ名の形でライブラリをインストールしました。
しかし、その後pip show ライブラリ名としてみましたら、Location: /usr/local/lib/python3.8/dist-packagesと表示されていて、「venv」フォルダ内にはインストールされていませんでした。
自分は仮想環境というのは、各アプリでライブラリのバージョンが干渉し合わないようにする為のものであるかと思っていたのですが、venvフォルダ内にライブラリがインストールされていないとなるとシステム内のライブラリを参照してしまいvenvを使用する意味がないように思えてしまいます。
こちら、どのような仕組みで他ライブラリに干渉しないようになっているかがいまいち分からない為、ご助言頂けましたら幸いです。

Answer 1

venvで作成したフォルダ名及びファイル名を変更していたことが原因でした。
こちらのフォルダを削除しvenvにより再度仮想環境を作り直すことで、解決しました

Answer 2

仮想環境を有効にしないと仮想環境にライブラリがインストールされません。
以下の表やリンク先を見て仮想環境を有効にしてからpip installを実行してみてください。

プラットフォーム	シェル	仮想環境を有効化するためのコマンド
POSIX	bash/zsh	$ source <venv>/bin/activate
	fish	$ source <venv>/bin/activate.fish
	csh/tcsh	$ source <venv>/bin/activate.csh
	PowerShell Core	$ <venv>/bin/Activate.ps1
Windows	cmd.exe	C:\> <venv>\Scripts\activate.bat
	PowerShell	PS C:\> <venv>\Scripts\Activate.ps1

venv --- 仮想環境の作成
venv: Python 仮想環境管理

仮想環境が有効だと以下のようになりますので参考にしてください。

Comments

[jjj001]

Locationの項目は、仮想環境を有効した後に、「pip show　ライブラリ名」として結果を表示した後の結果です！

[Alma-field]

そうでしたか...失礼しました。

仮想環境内で`which pip`(linux)や`where pip`(cmd.exe)を実行するとどのような結果が返ってくるでしょうか
下記のような結果が返ってくると思うのですが
(venv) (仮想環境のパス) $ where pip
(仮想環境のパス)/venv/bin/pip

[jjj001]

いえいえ！ご回答ありがとうございます。
> which pip
こちらをサーバー内(ubuntu)で実行した際は、「/usr/local/bin/pip」が表示されました！

[jjj001]

仮想環境をアクティベートしているのですが、何らかの影響で仮想環境が有効になっていないのでしょうかね...?

[jjj001]

一度、仮想環境作り直してみたいと思います！

[Alma-field]

(仮想環境のパス)/venv/bin/pip
のような結果が返ってこない場合は仮想環境へのパスの設定がおかしくなっていると思われますのでもう一度仮想環境の作成をするのがよいと思います。

基本的にvenvで作られた仮想環境は移動できないようなので
仮想環境の移動もしくはリネームが行われた場合は作り直すことをお勧めします。

[jjj001]

ご助言ありがとうございます。
> 基本的にvenvで作られた仮想環境は移動できないようなので 仮想環境の移動もしくはリネームが行われた場合は作り直すことをお勧めします。
こちら、自分仮想環境の名前やディレクトリを変更したので、もしかしたらそれが原因になってしまっていたのかもしれないですね...