pythonでbash用の共通プロファイルを利用したい

Question

環境：python2.7

やりたいこととしては、bash用の共通変数ファイルをpythonでも利用したいです。
env.prfが現場のシェル共通で利用する共通変数が定義されたファイルで
各シェルでは "source ./env.prf"のように実行するようにしてます。

pythonでもこの変数を利用したく、「get_env.py」で試していますが
[[Errno 2] No such file or directory]というエラーになります。

質問
①　エラーの原因ですが、
https://www.it-swarm.dev/ja/python/subprocesspopen%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8C%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%92%E5%91%BC%E3%81%B3%E5%87%BA%E3%81%99/940238556/
このページを見ると、sourceコマンド自体がシェル組み込み関数だからみたいな記載があるのですが
それが原因で No such file or directory]となっている理解でいいのでしょうか？

※lsコマンドをsubprocessで実行はうまくいくのは、外部コマンドとして
[ec2-user@ip-10-0-0-197 ~]$ which ls
alias ls='ls --color=auto'
/usr/bin/ls
このようにコマンドが/usr/bin配下にあるからということでしょうか？？

②　対策ですが、以下の２つが思いついたのですがなにか他にいい案があればご教授ください。。。

・pythonの実行前に、シェルスクリプトをかまして実行
例えば before.sh 内で　source ./env.prfを実行して、
シェル内で python get_env.pyを実行。（後続処理だけ）

・env.prfをwith open('env.prf', 'r')as f: で読み込んで
各行のexportを取りのぞいて、OSのenvではなくpython内の変数として取り込んで行く

③　そもそもですが、サブプロセス(子シェル？)で取得した変数を親側に伝えようとする
設計思想自体間違いでしょうか？

env.prf

export AAA='aaa'
export BBB='bbb'
export CCC='ccc'

get_env.py

import subprocess
args = ['source', '/xxxx<フルパス>/env.prf' ]
try:
    res = subprocess.check_call(args)
except Exception as e:
    print e

後続処理

Answer 1

(1)についてはその通りでsourceがbashのbuiltinコマンドになっていますので、起動するにはbashを明示的に起動する必要があります。

(2)の対策については

・pythonの実行前に、シェルスクリプトをかまして実行

例えば before.sh 内で　source ./env.prfを実行して、
シェル内で python get_env.pyを実行。（後続処理だけ）

は私が良くやる方法で以下のように引数を任意で取れるようにします。

#!/bin/sh
source env.prf
python get_env.py "$@"

記述されていない方法としてはsubprocessでprintenvコマンドやenvコマンドを呼び出して戻り値を使う方法でしょうか。環境変数のみ列挙されていますのでパースは楽だと思います。

(3)について、設計思想が間違っているかどうかは分かりませんが、環境設定を1つのファイルにしたいという思いは共感できます。その場合、設計思想の問題ではなく実装を簡易化するために、bashの規約に従ったファイルはbashに処理させる手段を取ります。その方がコーディング量もバグも少なくなると思うからです。

Answer 2

1

その認識は合っています。

2

そのどちらかですね。シェルスクリプト経由の方が書くのが楽です。

3

その通りです。間違っています。
環境変数はプロセス毎の値なので、起動後に他のプロセス（親や子でも）から変更する方法は無いです。