opencv contribのOPENCV_ENABLE_NONFREE Cmake option and rebuilt...の解決法

Question

SIFTを使って特徴点の検出を行いと思い、opencvのcontribパッケージを使いたいのですが、pipでopencv-contrib-pythonをインストール後、実行すると、
xfeatured2dに対してにタイトルのようなエラーが出て困っています。
cmakeが理解できていないので、できればpythonのみで解決したいのですが可能でしょうか？

開発環境
windows10
VScode
python3.7.7
opencv-contrib-python 4.2.0.34

ソースコード
import cv2
import numpy as np

img = cv2.imread("gakko1a.jpg")
gray=cv2.cvtColor(img,cv2.COLOR_BGR2GRAY)

sift = cv2.xfeatures2d.SIFT_create()

エラーコード
OpenCV(4.2.0) C:\projects\opencv-python\opencv_contrib\modules\xfeatures2d\src\sift.cpp:1210: error: (-213:The function/feature is not implemented) This algorithm is patented and is excluded in this configuration; Set OPENCV_ENABLE_NONFREE CMake option and rebuild the library in function 'cv::xfeatures2d::SIFT::create'

Comments

[yuki23]

実行したというソースコードを貼ってください。
エラーメッセージも、正確にすべて貼ってください

Answer 1

cmakeが理解できていないので、できればpythonのみで解決したいのですが可能でしょうか？

pip でインストールできる OpenCV のバイナリは、特許が取得されている SIFT 特徴量の機能は含まれていません。
使いたい場合は、ソースコードをダウンロードしてきて、cmake で OPENCV_ENABLE_NONFREE オプションを有効にしてビルドする必要があります。

実際にビルドするとなると、C++ のビルド環境があり、cmake の使い方を知っている必要があるので、C++ の開発を行ったことがないのであれば、面倒なのでおすすめできません。

特許フリーの AKAZE 特徴量などは opencv-contrib-python で使えますので、特徴点マッチングをやりたい場合はこちらを使われてはどうでしょうか。

やり方は以下などを参考にしてください。

OpenCV - 特徴点マッチングを行う方法について

Comments

[nanashiwolf]

回答ありがとうございます。
実践コンピュータビジョンの本に沿って勉強を進めているので、どうしてもSIFT特徴量を使いたいと考えています。以前少しC++を触っていたのですがビルド関連を行った記憶がありません(-_-;)

回答待ちの間に以下のサイトを参考にしつつCMakeも行ってみたのですが
http://tecsingularity.com/opencv/opencvcontrib/
configureをクリックした後、generetorの選択肢にVScodeが見当たりませんでした。
よろしかったらこちらの方も教えていただけないでしょうか。

[tiitoi]

Visual Studio はインストールされていますか?されていない場合は下記のコミュニティ版をインストールしてください
https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/

VSCode はテキストエディタであり、コンパイラではないので、ビルドできません。

[nanashiwolf]

回答ありがとうございます
Visual Studioはインストールしています。
buildのコンパイルにおいてのみVisualSudioを使用して、
実際にはOpencvをVScodeで利用できるという認識であっているでしょうか。

[tiitoi]

> 実際にはOpencvをVScodeで利用できるという認識であっているでしょうか。

OpenCV を C++ から使う場合はビルド成功したら、あとは簡単ですが、Python から使う場合はもう少し複雑です。
CMake のオプションで Python 用のライブラリファイルを出力するオプションがあるので、それを有効にしてビルドして、ビルドできたら、Python のライブラリとしてインストールする必要があります。
下記などが参考になると思います。
https://qiita.com/KurozumiGH/items/ef8cca96a13444b7dcda

後日になってもよければ試してみますが、今はちょっと環境がないのでこちらでは試せません。

[nanashiwolf]

貼っていただいたサイトを参照しながら試してみようと思います。
無知な私に付き合って下さりありがとうございました。