デリゲート処理におけるselfの代入

Question

###前提・実現したいこと
swift　初心者です。イベントの受け方を調べていると、デリゲートについての解説があり理解できない部分があり、質問させていただきます。
xcodeのstoryboardに「Label」と「TextField」を貼り付け、「TextField」に入力した文字を、「Label」に表示させるようにするとき、「TextField」のeventを「Editing Change」にすると、returnキーを押してもキーボードが隠れないので、デリゲートでreturnキーを押した時に発生する「textFieldShouldReturn」イベントを受けるようにするというものです。デリゲート処理説明の鉄板だと思われますが、下記の .delegate = self の部分で質問です。左辺の.delegate はプロコトルUITextFieldDelegate、右辺のselfはViewControllerのインスタンスで、UITextFieldDelegateを批准していますが他にも変数myLabelを持っています。これが = で代入文が書けるのが理解できません。キャストされると考えるのでしょうか？
初心者の質問でおかしなことをきいているのかもしれませんが、よろしく御願いいたします。

###該当のソースコード

class ViewController: UIViewController,UITextFieldDelegate{
@IBOutlet weak var myLabel: UILabel!
@IBOutlet weak var myTextField: UITextField! 　　　　　　　　　
@IBAction func myTextFieldEvent(sender: UITextField) {
myLabel.text = sender.text
}
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
myTextField.delegate = self 　　　　←　ここ 　　　　　　　　　　　　　　　　
}
override func didReceiveMemoryWarning() {
super.didReceiveMemoryWarning()
}　

func textFieldShouldReturn(textField:UITextField) -> Bool {　　　
//キーボードを隠す
self.view.endEditing(true)
return false
}
}

###試したこと

###補足情報(言語/FW/ツール等のバージョンなど)

Comments

[fuzzball]

「他にも変数myLabelを持ってる」から「= で代入文が書けるのが理解できない」ということでしょうか？（コードは引用ではなく ``` で囲って下さい）

[tunechan]

はい、そうです。あまりにも初歩的な質問かもしれませんがよろしく御願いします。

[ozwk]

Aを継承したBクラスがあって、BクラスのインスタンスはAクラス型の変数に入れられることに疑問はありますか?

[tunechan]

はい、そこなんです。そこを理解できていませんでした。

Answer 1

self(ViewController)がUITextFieldDelegateに適合していればいいわけで、それ以外の部分（変数myLabelを持っている）は関係ありません。

今回の場合だと、UITextFieldDelegateはoptionalな関数しかありませんから、クラス定義にUITextFieldDelegateを書くだけで適合することになります。

あまりうまく説明できていないような気もしますが、とりあえず‥。

Comments

[tunechan]

ありがとうございます。プロコトルの中身は、批准しているクラスの中で書くものと理解しており、実際本件の場合も、”ViewController”の中で書かれておりますが、これを”myTextField.delegate = self ”として、”＝”の代入文で”UITextField”クラスに代入できるのが不思議ですが（最初の質問の左辺、右辺の話とはチョット違いますが、そちらはそちらで？です）、そのように出来るということで理解します。

[fuzzball]

継承と同じ考え方でいいと思うのですが。

Answer 2

デリゲートって悩みますよね(>ω<)
私の説明の仕方が今回合うかわかりませんが、デリゲートの解釈には色々な聞き方をしてしっくり合うものがあったとき理解できると思うので書かさせていただきます。

できたら一回作成してみたり、自分でどうなんだろうって考えていくともっとしっくりくるきもするので頑張れたらぜひ！！

デリゲートとは、あらかじめ作られたものの中で使われるところが決まっているところに値を入れる時などによく使うのではないかと思っています。

って言っても大雑把すぎるので……
例えば、今回TextFieldというものを作った人がいるとします。しかし、作った人がこのTextFieldの作業を決めてしまったらそれはカスタマイズできなくなってしまいます。私たちにカスタマイズさせるために、リターンキーを押したところ、テキスト入力した時など、あらかじめ処理を行うため用意して起きます。

その用意したものがデリゲートメソッドなるものなのです。使い方はわかると思うので使い方は書きませんが、

このデリゲートメソッドも使う場所がAクラスだとしても、BクラスとしてもCクラスとしてもよいわけです。

ただ、そのデリゲートメソッドはどこのクラスで使うのかわからないとコードが???????ってなってしまうので、このデリゲートメソッドはAクラスで使いますよというわけです。

その使いますよが、

myTextField.delegate = self

の記述となるわけです。

今回TextFieldがしたい処理をするので、ラベルなどがどこにあろうと関係ないということです。ただself内でデリゲートを宣言するとラベルもself内でかけるのでアクセスしやすいかなって感じなのですヽ(´▽｀)

完璧な回答ではないかもしれませんが、一応私はこの考え方で納得できたので書かさせていただきました！！

少しでも参考になれば嬉しいです(｡･ω･｡)

Comments

[tunechan]

mizunoさま、ありがとうございます。おっしゃっていることは、よく理解できます。
ただ,"myTextField.delegate = self" というところが文法的どうなのか理解できなかったわけです。
自分は、K＆RのC言語を学び、機械制御組み込み系をやってきました。一から全部、機械に合わせ
たプログラムを作ってきたので、イベント処理とかの他人が作った出来上がったシステムを理解
していくのが大変だと感じております。今後ともよろしくお願い致します。

[sachiko-kame]

そうだったんですね(*´-`)うまく説明できたらよかったのですが、お力になれなくてごめんなさい(*´-`)

Answer 3

キャストされると考えるのでしょうか？

継承と多態性についてご確認されるとよろしいかと思います。

イベントについては、イベントを伝えるためのプロトコルが定義されていて、そのプロトコルから派生（adopt）し、イベントを受信した際の実装を記載する点はご理解されていると思います。

伝える側の簡単なイメージは以下の通りです。

protocol UITextFieldDelegate
{
  func textFieldShouldReturn(textField:UITextField) -> Bool
}

class UITextField
{
  var delegate
  func textFieldReturn() // 適当
  {
    ..
    let rc = delegate.textFieldShouldReturn(self)
    ..

  }
}

イベントを伝えるプロトコルをViewControllerで派生することで受け取ることができます。これはアップキャストと考えて問題なかろうかと思います。

Comments

[tunechan]

重ね重ねありがとうございます。イベントの受け取り方については理解しております。（つもりです）