Jetson Nanoでスマートリモコンを作りたい

Question

前提・実現したいこと

OpenPoseの姿勢推定を使って、Jetson Nanoから家電製品を制御するスマートリモコンのようなものを作ろうと考えています。そのためにまず、Jetson Nanoで赤外線送受信ができるか試してみようと思い、Raspberry Piでスマートリモコンを作成している以下の記事を参考に、赤外線LEDや赤外線受信モジュールなどの部品を揃えました。

格安スマートリモコンの作り方

こちらの記事ではGPIOの制御ライブラリpigpioを使っていたので、Jetson Nanoでもpigpioをインストールしようと次のコマンドを実行したところエラーが発生しました。

発生している問題・エラーメッセージ

$ sudo apt install pigpio python3-pigpio

E: パッケージ pigpio が見つかりません
E: パッケージ python3-pigpio が見つかりません

update, upgradeは実行済みです。Jetson GPIOライブラリを先にインストールしていたからなのか、pigpioがJetson Nanoに対応していないのか、原因がわかりません。

試したこと

解決策として、他のパッケージなどを調べましたが、Jetson Nanoの事例が少なかったり、英語で書かれているものが多く理解が難しかったです。

ちなみに赤外線の送受信でよく用いられる「LIRC」は何をするにも手間がかかり、初心者には向いていなさそうだったので試していません。

ラズパイをJetson Nanoのサブボードとして利用すれば、実現できるかもしれないと思いましたが、知識が浅いため質問させていただきました。
参考：ラズパイをJetson Nanoのサブボードとして使う方法（電源供給とシリアル通信）

結論

1. なぜ今回のエラーが発生してしまったのか
2. 他のパッケージで代用可能なのか
3. ラズパイをサブボードとして使えば実現できるのか

上記についてわかる方いらっしゃいましたら、ご教授お願いします。

Answer 1

Jetsonには手を出していないので知識がありませんが、

なぜ今回のエラーが発生してしまったのか

JetsonはRaspberry Piではないから...pigpioなどはRaspberry Pi用のパッケージです。
逆に、それがJetsonで使えるという期待はどこから来るのでしょう? 使用例等あるのでしょうか?

他のパッケージで代用可能なのか

それについては知識がありません。

ラズパイをサブボードとして使えば実現できるのか

できそうな気がします。Jetson側で「どの赤外線コードを発行するのか」をUARTで出して、受けた側でその物理的な処理をしてやる、という構造になるのでしょう。
私だったら、Raspberry PiよりはArduinoとかの単純で安くて小さいボードを使うでしょうが。
(Raspberry Piは私のイメージでは小さなLinuxパソコンなので、その程度のお仕事に使うにはもったいない/大げさなのです)

Comments

[Jetson_Pose]

ありがとうございます。pigpioがRaspberry Pi用のパッケージであることは完全に調査不足でした。サブボードとしての実現方法については参考にさせていただきます。