既に
- 向かわせたい座標
- 補間値
- 補間値の増分量みたいな?
のような,その処理のための変数が複数存在していると想像され,そんな中で,もう1個変数を増やすのは嫌,というこだわり(?)はよくわかりませんが…
例えば,
「AからBまでを5ステップで移動させる」という話の場合,各ステップを
- AからBまでの残りの距離のうち,1/5 だけ進む : A += (B-A)/5
- AからBまでの残りの距離のうち,1/4 だけ進む : A += (B-A)/4
- AからBまでの残りの距離のうち,1/3 だけ進む : A += (B-A)/3
- AからBまでの残りの距離のうち,1/2 だけ進む : A += (B-A)/2
- AからBまでの残りの距離のうち,1/1 だけ進む : A += (B-A)/1
という形で処理するならば,「キャラクタ座標」に相当するAの初期値を覚えておく必要はないように思います.
[コメントを受けて追記]
要は,
「現在のAからBまで移動するのに要する時間を1としたときに,線形補間に用いる補間値をいくつにすればよいだろうか?」
という問題ですよね.
上記の例で言えば,
- 最初のステップでまずは 1/5 だけ進んだので,残りは全行程の4/5.
- 次のステップではこの 4/5 を1とした尺度の上で線形補間を考えればよいわけだ.
このステップでも「全行程の1/5」だけ進むとしたら,それは残りの(4/5の)行程に対してはどれだけの量なのか?っていう.
それは結局,(1/5) / (4/5) = 1/4 となる.だから,「残りの距離のうち,1/4だけ進む」という話.
- 次のステップも同様.今までで全行程のうちの2/5だけ進んだから,残りは全行程の 3/5.
このステップでも「全行程の1/5」だけ進むとしたら,それは残りの(3/5の)行程から見れば,1/3.
っていうだけの話.
各ステップで進む量がばらばらだろうが話は同じで,「残りの行程に対する補間値」を求めて線形補間に使えばいい.