IPv6のUDPのジャンボグラムの使い方がわからない

上記のリンクを読みIPv6のジャンボグラムを用いて大きいデータをUDPで送信したいと考えています。この機能を用いないとMTUサイズ以上のデータをUDPで送信できないと思われます。

使用言語はPythonですが、将来的にはRustでの使用も考えていますので回答に含めていただけるとありがたいです。PythonのSocketの資料を見ても関係がありそうなものは見つかりませんでした。
何かわかる方は回答をしていただけると助かります。

yymmt

2020/08/26 23:22

目的を明確にした方が良いと思われます。 a. IPv6のジャンボグラムを用いることが目的でしょうか? それとも b. 大きいデータをUDPで送信することが目的でしょうか? MTUサイズ以上のデータをUDPの1パケットでは送付出来ませんが、複数パケットに分割しパケット順序を上のレイヤで整合性を保つことにより送受信することは既に行われています。またイーサネットを使う以上ジャンボグラムを使ったとしても1500バイトが上限となると思われますが、研究用途等で専用のハードウェアを用意されることが前提でしょうか?

namuyan

2020/08/27 03:32

Ipv4での操作と互換性を持たせるために大きいデータを送る事が目的です。よろしくお願いします。

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

IPv6でUDPを使って大きいデータを送信することが目的のようですので簡単なソースコードを示します。

python
1# server.py
2import socket
3
4BUF_SIZE = 1024
5
6ipv6_ip = "::"
7port = 10000
8
9sock = socket.socket(socket.AF_INET6, socket.SOCK_DGRAM)
10sock.bind((ipv6_ip, port))
11
12with open("test.dat", "wb") as f:
13    while True:
14        data, addr = sock.recvfrom(BUF_SIZE)
15        if len(data) > 0:
16            f.write(data)
17        if len(data) < BUF_SIZE:
18            break

python
1# client.py
2import socket
3import argparse
4
5BUF_SIZE = 1024
6
7
8parser = argparse.ArgumentParser()
9parser.add_argument("filename")
10args = parser.parse_args()
11
12ipv6_ip = "::1"
13port = 10000
14
15sock = socket.socket(socket.AF_INET6, socket.SOCK_DGRAM)
16
17with open(args.filename, "rb") as f:
18    while True:
19        data = f.read(BUF_SIZE)
20        if len(data) > 0:
21            sock.sendto(data, (ipv6_ip, port))
22        if len(data) < BUF_SIZE:
23            break

使い方は

terminal
1python server.py

でサーバを立ち上げクライアントからの接続を待ち受けた状態で

terminal
1python client.py filename

とクライアントでファイル送信します。

このプログラムには問題があり、比較的大きなファイルを送信すると正しく送信できません。TCPと異なりパケットの順序制御がされていないのとパケットロスによるものです。したがってUDPを使ってファイル転送をするためには分割したデータの順序付けやパケットロス時の再送要求などソフトウェア側で実装する必要があります。

このような制御を行うサンプルプログラムへのリンクを貼ります。IPv4になりますが参考になると思います。