Systemdから実行したPythonプログラムの出力をコンソール上で確認したい

Question

前提・実現したいこと

Raspberry Pi Zeroで簡単なPythonのプログラムを作成し、
それをSystemdを利用して起動時に自動実行させようとしています。

プログラムの内容はただ文章を一定間隔で表示するだけの簡単なものなのでここでは省略しますが、
Systemdでの起動は成功してもPythonからの出力をコンソールに表示させる方法がわかりません。
journal -u <サービス名> -fで出力は確認できるのですが、15分に1回程度の更新頻度なので
いちいちコマンドを打たなくともコンソール上で常に出力を確認したいのです。

このようなことは可能なのでしょうか？

発生している問題・エラーメッセージ

Systemdからサービスとして実行しているpythonプログラムの出力をコンソールに表示できない。

試したこと

・.serviceの[Service]に StandardOutput = journal+console と記述する
・.serviceの[Service]内、ExecStartに <pythonの場所> -u <ソースコードの場所> と記述する
・pythonプログラム内に sys.stdout = open('/dev/console', 'w') と記述する

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

OS : Raspbian buster lite 2019/07/10（ヘッドレスモードで使用）
ターミナルソフト : TeraTerm

Answer 1

Pythonプログラムでstdoutではなくログファイルに書き出すようにして、watchコマンドでモニタしてはどうでしょうか？

Comments

[megalith_triode]

やっぱりファイルを介したほうが簡単なんですかね……

それは例えばですけどプログラムからの出力をlog.txtなどに逆順に追記していって、一定間隔で更新させるということでしょうか？

[fukatani]

Linuxでは、サービスのログはsyslogやjournalctlを介してファイル形式で保存されるのが典型的なパターンです。
自分で書き出さずsyslogやjournalctlを使うという方法もありますが、結局は彼らがファイルを介することになります。
プログラムの出力を追記モードで開いて追記したり、過去の出力がいらなければ毎回"w"で開いて新しい物だけ残すというやり方もあります。

[megalith_triode]

回答ありがとうございます。
教えて頂いた方法を採用したいと思います。

[fukatani]

回答に自信がなくなってきました。
watch journal -u <サービス名> -f
のようにwatchコマンドで常時コマンドを定期実行して出力を確認できます。

Answer 2

回答は、他の方の通りでいいと思いますが、

pythonプログラム内に sys.stdout = open('/dev/console', 'w') と記述する

/dev/consoleというのは、Raspberryの場合はどういう形態かわかりませんが、通常のPCなどではPCにHDMIとかRGBで直接接続されたモニターと、USBで直接接続されたキーボードが該当します。