homebrewを用いたpyenvのインストール先で、.pyenvとpyenvフォルダの違いは何か

Question

homebrewを用いてpyenvをインストールしました。
homebrewでインストールしたパッケージの実体は/usr/local/Cellar内で作られることを知り、実際に確認できました。

しかし、pyenvの公式にも書かれている通り、実際に通すパスは、$HOME/.pyenvとなっており、確かに、ドットファイルとしてHome下に.pyenvフォルダが作られていました。

１、なぜ通すパスが/usr/local/Cellarでは無いのか。
２、Cellar内のpyenvフォルダとHome下の.pyenvフォルダ(ドットフォルダ)の違いは何か　

ご教授いただきたいです。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

MacOS
homebrew 2.1.11
pyenv 1.2.13

Answer 1

• Homebrew でインストールしたパッケージは/usr/local/Cellarの下に作られて /usr/local/bin にエイリアスが作られる
• pyenv のスクリプトファイルも同様、/usr/local/Cellar/pyenv/x.x.xx/bin/pyenvに作られて、/usr/local/bin/pyenvというエイリアスが作られる
• (シェルの起動時に)eval "$(pyenv init -)"を(このpyenvはスクリプトファイル)実行すると、シェルにpyenvという関数が作られる。その後にpyenvを実行すると関数を指すのでもうパスは関係ない
• ついでに$HOME/.pyenv、$HOME/.pyenv/shims、$HOME/.pyenv/versionsが作られる
• pyenv install [何か]すると、$HOME/.pyenv/versions/[何か]にそのバージョンのPythonがビルドされる。そこにインストールされた実行ファイルに対応した実行ファイルが$HOME/.pyenv/shimsに作られる
• $HOME/.pyenv/shimsに作られた実行ファイルを実行すると、pyenvはどの$HOME/.pyenv/versions/の下のどのバージョンを実行するかを判断して、対応する実行ファイルを実行する

という仕組み

Comments

[flemin]

とても丁寧な説明ありがとうございます。
このような仕組みは、どこで、どのように勉強するのでしょうか。
自分なりに調べても分からず、初めてこのサイトを使わせていただきました。

[quickquip]

結局のところは「実行した結果を観察している」だけですね。