シーケンス図の書き方について教えてください

Question

##作成中アプリ概要(一部)
「押すとテキストを保存するボタン」
「押すと他画面に遷移するボタン」
「押すと別ウィンドウを開くボタン」

上記のようなイベント発生？を持つアプリ(UWP)のシーケンス図を作成しようとしています
※上記ボタンはユーザが任意の順番、タイミングで押すことができます

##詰まっている箇所
それぞれのシーケンス図を作成することは難しくないのですが、
シーケンス図について説明しているサイト(他サイトにおいても同様の記述あり)によると
「縦軸は時系列を表す」と記述されていました。

つまり私が作成しているアプリのように任意のタイミングで発生するイベントを持つようなアプリについて記述するにはシーケンス図は適していないのでしょうか？

もし、そうでないのであれば書き方や参考になるサイト等をご教授いただければ幸いです。

Answer 1

シーケンス図というのは、システム全体に対して一つであるわけではなく、システムで起こる様々な機能（イベント）毎に記述するものです。

この例でいえば、「ユーザーがテキスト保存ボタンを押した」ら何をする、というのが一つのシーケンス図になります。
ですのでこのシーケンス図の開始は、オブジェクト「ユーザー」がオブジェクト「画面」に対して、「テキスト保存ボタンを押す」という行動を起こす（メッセージが投げられる）になり、あとは一連の処理を時系列に従って記述します。

それぞれのシーケンス図を作成できているなら、それでいいのですよ。

Answer 2

「押すとテキストを保存するボタン」
「押すと他画面に遷移するボタン」
「押すと別ウィンドウを開くボタン」
上記のようなイベント発生

これらはイベントではなくオブジェクトです。
イベントはこれらのボタンを「押す」という操作です。

単純化して、ライフライン「ユーザー」「アプリ」の２つで考えると以下のようになります。
これをイベント毎にシーケンス図にすればいいです。

• ユーザー(ライフライン)の操作(メッセージ)として「テキストを保存するボタンを押す」がある。
• このメッセージをアプリ(ライフライン)が受けて、「テキストを保存する」(実行仕様)がある。
• 「テキストを保存する」(実行仕様)からユーザー(ライフライン)への応答メッセージとして「実行結果」がある。

Answer 3

私が作成しているアプリのように任意のタイミングで発生するイベントを持つようなアプリについて記述するにはシーケンス図は適していないのでしょうか？

シーケンス図１つでアプリ全体の流れを表現する必要はありません。
存在するイベントの種類分、シーケンス図を作成すれば良いと思います。

例

• シーケンス図1
• シーケンス図2

Answer 4

他の図ですとユースケース図になります。
但しボタンを押しても処理が一つだけとは限らないので、
自分の場合はシーケンス図にユーザを入れています。