構造体の配列を使用したゲームのセーブ・ロード機能について

Question

前提・実現したいこと

現在C++のDxライブラリを使用してプレイヤーと敵が大量に登場するゲームを作っています。
プレイヤーと敵は構造体を使用して管理していたのですが、このゲームにファイル入出力機能を付けて
セーブ・ロード機能を付けたいと思い方法を何日か調査していたのですが、方法が思い浮かばず、
また参考になるサイトを見つけることが出来ませんでした。

参考になるサイト、もしくは方法(アルゴリズム)があれば教えていただけないでしょうか?

該当のソースコード

struct Test {
        char name[30];
        int zanki;
        int score;
    };

    struct Test player[100]; //プレイヤー 保存対象
    struct Test enemy[100]; //敵 保存対象

補足情報

プレイヤー、敵の100個ずつの情報をそのまま保存したり読み込みしたい感じです。
出来れば同一ファイルでプレイヤーと敵は管理したいです

char name[50];のところをstd::string Name;にすると保存が上手くいかなくなったのですがこれらはまた別の方法を使用する必要があるのですかね...?

Comments

[pepperleaf]

どんな風にセーブ/ロード?
単純な保存ならば、ファイルをオープンして、構造体データをバイナリと見なし(char * でキャストとか)、そのまま、書出し。読出しは逆。
全てなら、100個分のデータをそのまま、同様の処理。
どんな風にしたいかで、方法ありすぎ。

[_26_K]

ご指摘ありがとうございます、補足情報を追加しました。実現したい内容はpepperleafさんのおっしゃる内容通りです。

[pepperleaf]

> char name[50];のところをstd::string Name;にすると保存が上手くいかなくなった
質問を編集されたようですが、どちらの回答に対する変更でしょうか?
char name[50] は、単なるバイト列ですが、string Nameはちょっと違います。まず、単純な fwrite()では無理。(と言うより、面倒)

[_26_K]

すみません、他の作業と混ざって変な編集をしてしまいました。
やっぱり厳しいのですね...

Answer 1

FILE* fp = fopen("xxxx.dat","w");
fwrite(player, sizeof(struct Test), 100, fp);

でよくね? (読み込みは fread)

Comments

[pepperleaf]

細かい話ですが、
> foprn("xxxx.dat","w");
--> fopen("xxxx.dat","wb");
で、敵味方、両方らしいで、 fwrite() 2行。

[episteme]

ですね、binary扱うなら"wb"/”rb"。

[_26_K]

ありがとうございました、こちらの方法で解決できました

Answer 2

こんにちは。

寿命の短いプログラムなら、epistemeさんのような方法が簡単で間違いがないので、よく使われます。
ただ、Test構造体を変更する場合、古いデータを捨てるか、苦労してデータ引継ぎ用プログラムを書くことになります。複数の古いバージョンをサポートするのは地獄なのであまり古いものは断念するしかないのが実態です。

それを緩和する方法として、ファイルにバージョン番号を記録し、Test構造体を変更したらバージョンを上げ、古いデータを新しいプログラムが読む時に変更を吸収するという手法があります。
そのためにはメンバ変数毎に最初から分離して読み出しておいた方が融通が効きます。

例えば、こんな感じです。（意外に面倒なのでそこまでやるのか？悩ましいですが。）

#include <iostream>
#include <fstream>
#include <string>
#include <array>

struct Test
{
    constexpr static int kVersion=1;
    static inline int version;

    std::string name;
    int zanki;
    int score;

    Test() : name(""), zanki(0), score(0) { }

    friend std::ostream& operator<<(std::ostream& os, Test const& rhs)
    {
        os << rhs.name << ":";
        os << rhs.zanki << " " << rhs.score << "\n";
        return os;
    }
    friend std::istream& operator>>(std::istream& is, Test& rhs)
    {
        std::getline(is, rhs.name, ':');
        is >> rhs.zanki >> rhs.score;
        is.ignore(std::numeric_limits<std::streamsize>::max(), '\n');
        return is;
    }
};

struct GameData
{
    std::array<Test, 5> player; //プレイヤー 保存対象
    std::array<Test, 5> enemy; //敵 保存対象

    GameData() { Test::version=Test::kVersion; }

    friend std::ostream& operator<<(std::ostream& os, GameData const& rhs)
    {
        os << Test::version << "\n";
        for(auto const& data : rhs.player) os << data;
        for(auto const& data : rhs.enemy)  os << data;
        return os;
    }
    friend std::istream& operator>>(std::istream& is, GameData& rhs)
    {
        is >> Test::version;
        is.ignore(std::numeric_limits<std::streamsize>::max(), '\n');
        for(auto& data : rhs.player) is >> data;
        for(auto& data : rhs.enemy)  is >> data;
        return is;
    }
};

int main()
{
    {
        GameData aGameData;
        for(std::size_t i=0; i < aGameData.player.size(); ++i)
        {
            aGameData.player[i].name="player" + std::to_string(i);
            aGameData.player[i].zanki=3;
            aGameData.player[i].score=0;
        }
        for(std::size_t i=0; i < aGameData.enemy.size(); ++i)
        {
            aGameData.enemy[i].name="enemy" + std::to_string(i);
            aGameData.enemy[i].zanki=1;
            aGameData.enemy[i].score=100;
        }

        std::ofstream ofs("game_data.txt");
        ofs << aGameData;
    }

    {
        GameData aGameData;

        std::ifstream ifs("game_data.txt");
        ifs >> aGameData;
        std::cout << aGameData;
    }
}

wandbox

boost::serializationは上記のような処理を簡単にかけるようになります。（メンバ変数一つひとつの保存と回復処理は意外に面倒です。）

---

私も似たようなライブラリを公開してます。operator<<, >>に相当する関数を書かなくて良いので更に簡単なのですが、う～～ん、最近は別件が忙しく開発が止まってて Visual C++ 2017のバージョンアップに対応できていないので今は動かないです。orz

Comments

[_26_K]

ありがとうございます、今後の参考に使わせてもらいます