WinAPI エディットコントロールのプロシージャ

Question

前提・実現したいこと

文字列入力フォームとして文字列の垂直中央寄せで入力できるエディットコントロールを利用するにはサブクラス化というSetWindowLongやCallWindowProcでプロシージャの置換をしてやるらしいですが元のプロシージャに何が記述されているのかわからないのに一部のメッセージまるごと置換してやるというのは気持ち悪いです.
元のプロシージャを閲覧したいのですがどこに定義・記述されているのでしょうか?
垂直中央寄せ目的のための閲覧には難読なプロシージャでしょうか？

補足情報

Windows10 Pro
VisualStudio2017 Community

Answer 1

EDITコントロールは昔のWindowsから user32.dll が提供するシステム標準のコントロールで、ウィンドウプロシージャをソースコードレベルで閲覧できるものではありません。
ですのでEDITコントロールの動作を理解しつつ、SetWindowLongPtrで自分のプロシージャを登録し、CallWindowProcで自分のプロシージャ内で興味のあるWM_メッセージを捕捉して独自の処理を割り込ませるしかありません。ソースコードがあるMFCやその他のサンプルソースの中にEDITコントロールをサブクラス化したものがあるかもしれないので、それらを参考にするのもひとつの手です。

垂直中央寄せ目的のための

であれば例えばコールバックプロシージャの中で（安直ですが）WM_PAINTを捕捉してDrawTextやTextOut等で自分で文字列を描画するようなかたちになるのかな、と思います。

前述のようにEDITコントロールに関してマイクロソフト社からソースコードが公開されている訳ではありませんが、Windows互換を目指したOS「ReactOS」と言うのがあって、まだアルファ版レベルらしいものの、もしかするとそのソースコードもEDITコントロールの挙動を推察するための参考になるかもしれません。

Comments

[atata0319]

> 挙動を推察するための参考
であれば Wine もありかもしれませんね。
https://github.com/wine-mirror/wine/blob/master/dlls/user32/edit.c

[dodox86]

あっ！なるほど！です。（Wine＜とても久しぶりに聞いた気がします）有用な情報のフォロー、どうもありがとうございます。