VirtualBoxのゲストＯＳ側ウインドゥを、SendKeysで制御できない

Question

Windows10 ProでVirtualbox5.2.16を利用しています。
ゲストＯＳを起動した後、ゲストＯＳ側のウインドゥに対して、WSHからSendKeysを使って制御を行ないたいのですがうまくいきません。
書き方が間違っているのでしょうか。それとも、他の方法でないと動かないのでしょうか。
教えてください。

前提・実現したいこと

実現したいこと：
ゲストＯＳ側のウインドゥに対するホストキー（例えばHost+Fでフル画面化）を自動的に押してやりたい

発生している問題・エラーメッセージ

送ったキーストロークが、「ゲストＯＳを開いているウインドゥ」ではなく「ゲストＯＳ」に渡されているらしく、ホストキーの操作として認識されない
（例えばHost+Fでフル画面化したいのに、ゲストＯＳ側で「Alt+F」が押されたとしか認識していない様子）

該当のソースコード

WSH(JScript)で以下のように書いています。
（※HostキーはAltキーに割り当てています）

WshShell=new ActiveXObject("WScript.Shell");
WshShell.AppActivate("ゲストOS");
WScript.Sleep(1000);
WshShell.SendKeys("%f");

試したこと

上記のソースコードで、ゲストＯＳ側のウインドゥはきちんとアクティブになっています。
その状態で、実際にキーボードでAlt+Fを押すと、フル画面化されます。
なお、コマンドラインからvbmanage.exeでkeyboardputscancodeオプションを使い、キーストロークを直接送信してみることもしましたが、同様に「ゲストＯＳの中で入力された」動作になってしまうだけで、「ゲストＯＳのウインドゥに対するキーストローク」にはなってくれませんでした。

Answer 1

VirtualBoxは使ったこと無いですが、VMwareでは、ウィンドウをアクティブにしただけではゲスト内のウィンドウはイベント受け取れず、一度ウィンドウ内部をマウスクリックする必要があります。
同じようなことになっているのではないでしょうか。

VirtualBoxがアクティブでない状態で、ALT-TabなどでVirtualBoxをアクティブにした直後の状態で、キーを押してゲストOSにイベントが送られますか？

Comments

[mmemxi]

回答ありがとうございます。
上記のWSHを実行した直後、ゲストＯＳのウインドゥはアクティブになっています。
スクリプト実行直後に（何も操作せずそのまま）Alt+Fを押すと、きちんとフル画面化されます。つまり、該当するウインドゥはアクティブになっているわけです。
ところが、スクリプト内にあるSendKeysは何も動作していないわけでして…

問題は、該当ウインドゥがアクティブになっているのに
（１）キー操作によるAlt+F
（２）WSHのSendKeysによるAlt+F
が同じ動きをしない、という点です。

こうなると、ゲストＯＳのウインドゥはSendKeysによるキー操作とは「別の方法」で（もっとハードウェア寄りの方法で）キー入力を受け取っていることになるのでは…と思った次第です。

[otn]

回答を読んでもらっていないのでしょうか？
質問内容を繰り返し書かれても、これ以上書くことが無いです。

[imihito]

横から失礼します。
otnさんの回答はウィンドウ内のゲストOSにキーを送る場合の話で
mmemxiさんの質問はホストOSのウィンドウにキーを送る話（ゲストOSには送りたくない）、
と話が食い違っている気がしますがどうでしょうか？

[otn]

> ゲストＯＳ側のウインドゥに対して、WSHからSendKeysを使って制御を行ないたい
と、二人とも、ゲストOS内のウィンドウへ送る話だと思いますか？

[otn]

その上で、「WSHだと無理ではないか。UWSCのようなツールが必要では？」というところに持って行きたいのですが、そこまで話が行かないで停滞しています。

[imihito]

申し訳ありません。私の読み取りミスです。
しゃしゃり出てすみませんでした。

[mmemxi]

＞otnさん
回答が言葉足らずだったようで申し訳ありません。

＞VirtualBoxがアクティブでない状態で、ALT-TabなどでVirtualBoxをアクティブにした直後の状態で、キーを押してゲストOSにイベントが送られますか？

とのことですが、これに対する返答は「ホットキーだけ挙動が異なる」です。
VirtualBoxのウインドゥがアクティブである前提で、

(1)キーボードによる通常キー入力→ゲストＯＳが受け取る
(2)キーボードによるホットキー入力→ゲストＯＳのウインドゥが受け取る
(3)SendKeysによる通常キー入力→ゲストＯＳが受け取る
(4)SendKeysによるホットキー入力→ゲストＯＳが受け取る

というのが現状です。
(4)の動作を(2)と同じにしたい。私の意図は理解して頂いていることと思います。

UWSCによるキー操作のエミュレーションのような方法なら、WSHのSendKeysとは本質が違うので、試してみる価値がありそうだということでしょうか？
それは試みていませんでしたので、検討してみます。

[otn]

そうですか。VMwareと同じでは無いですね。
VMwareだと、ゲストOS内のウィンドウにキー入力を送るためには、ゲストOSのALT+Tabによるアクティブ化だけでなく、「ゲストOS内でクリック」が必須なので、UWSCでクリックをすれば良いかと思ったのですが、そういうことでは無さそうです。
失礼しました。

[mmemxi]

いろいろ試行錯誤してみた結果、UWSCで「ゲストＯＳのウインドゥのタイトルバー」をクリックしてやり、その上でキー入力を送るとホットキーが動作しました。
「ゲストＯＳのウインドゥ内部」をクリックすると、キーボードやマウスがゲストＯＳ側に取り込まれてしまうので（マウス統合）結局「ゲストＯＳ内で」のキー操作になってしまうのですが、「タイトルバー」をクリックするのがミソだったようですね。
VMWareでの挙動がヒントになりました。ありがとうございました。