ラズパイでのセンサ信号による割り込みによるLED点灯のコード記述方法

Question

実現したいこと

Rasuberry Pi 4で人感センサの信号をポーリングと割り込みで検知する方法を比較しています。ポーリングの方は思った通りの動作が確認できました。しかし、割り込みの方法でコードを作成しましたが、Runtime Error: Failed to add edge detectionというエラーメッセージが返ってきます。動作確認できません。

-割り込み機能（ラズパイ上で、PythonとRPi.GPIOを使用して）の実現

前提

使用言語、ライブラリ：Python、RPi.GPIO

人感センサの信号を受けて、LEDを点灯させる」コードで実行時に以下のエラーメッセージが発生しました。

発生している問題・エラーメッセージ

Runtime Error: Failed to add edge detection

該当のソースコード

# sample14  Sensor(PIR Motion Detector Module) PIR:Passive Infrared Ray
# Operation: Interruption (Event driven)
# coriding: utf-8

import RPi.GPIO as GPIO
import time
import sys
import datetime

LED1 = 23		# This is for RPi.GPIO　LED接続ピン
PIR = 4　　　　　　　#　センサ接続ピン

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(LED1,GPIO.OUT)
GPIO.setup(PIR,GPIO.IN)

def my_callback(channel):
	PIR_value = GPIO.input(PIR)
	GPIO.output(LED1,PIR_value)

GPIO.add_event_detect(PIR, GPIO.BOTH, bouncetime=1000)
GPIO.add_event_callback(PIR, my_callback)

#GPIO.add_event_detect(PIR, GPIO.BOTH,callback=my_callback,bouncetime=1000)
#Rasbian OSのときは、この行のコードで動作していました
#今回は、WEBページを参考にこの１行を、上記の２行に書き換えました。

print ("Interrupt by event detection of PIR signal")
print ("(CTRL-C to EXIT)")
GPIO.output(LED1,0)

try:
	while True:
		time.sleep(10)			# Detection regardless of sleep time

except KeyboardInterrupt:
	pass
	GPIO.cleanup()
	sys.exit()

試したこと

下記のコード（ポーリングを模擬）は、LEDが点灯するのでピン設定等には問題がないと思われます。

’’’
sample13 Sensor(PIR Motion Detector Module) PIR:Passive Infrared Ray
Operation: Polling
cording: utf-8
’’’
import RPi.GPIO as GPIO
import time
import sys

LED1 = 23 # This is for RPi.GPIO
PIR = 4

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(LED1,GPIO.OUT)
GPIO.setup(PIR,GPIO.IN)

print ("PIR detection by Polling ")
print ("(CTRL-C to EXIT)")
GPIO.output(LED1,0)

try:
while True:
time.sleep(10) # For short time confirmation
# Please change 30 to confirm the deficit of polling.
PIR_val = GPIO.input(PIR) # Read PIR value
GPIO.output(LED1,PIR_val) # Output PIR value to LED1

except KeyboardInterrupt:
pass
GPIO.cleanup()
sys.exit()

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

ラズパイのOS：lsb_release -a（で確認）
No LSB module are availuable（意味が理解できません）
Distributor ID: Raspbian
Release:11
Codename:bullseye

Answer 1

自己解決ではなく、知人からの回答です。
最初の質問で、ラズパイゼロでは正常、４にしたら動作確認できなかった、というハードの違いを明確に説明すべきでした。質問が不十分であった、と反省しております。回答いただいた方、申し訳ありませんでした。

===========
ラズパイはVerによってGPIOに割り振られているファンクションが異なります。
ラズパイ4のGPIO4は1-wireインタフェースが割り当たっているので、それが有効になっていたら該当のエラーが出ると思います。
以下の手順で1-Wireインタフェースを無効にするか、GPIOを別のにしてみてください。
ターミナルで以下のコマンドを実行
sudo raspi-config
2. 「3 Interface Options」を選択
3. 「I7 1-Wire」を選択
4. 「No」を選択して無効にする。
5. 「Ok」を選択
6. 「Finish」を選択して、再起動を行う

Answer 2

手元にRasbperyPiがないのでカンで書きます。

理由は分かりませんが、前に動かしていたPythonのプログラムがGPIOピンを押さえてしまっていて、そこに新しく動かしたPythonのプログラムが制御を奪おうとしてRuntime Error: Failed to add edge detectionを起こしている気がします。

GPIOのセットモードをするより前に、GPIO.cleanup()を挿入してください。すでにクリーンナップされている場合には警告が出ますが（気持ち悪いですが）悪さはしませんので放っておいてよいです。警告を消したい場合には、以下のコードを挿入してください。

GPIO. setwarnings(False)  # 警告を無効化
GPIO.cleanup() # GPIOをリセットする
GPIO. setwarnings(True)  # 警告を有効化

Comments

[TANAKA.HIROSHI]

早々のご回答、ありがとうございます。
確かに、
RuntimeWarning: This channel is already in use, continuing anyway.
Use GPIO.setwarnings(False) to disable warning.
と表示されますので、ご回答の通りの現象が生じていることは確かなようです。
Falseにセットすると警告もでなくなりました。

しかし、GPIO.cleanup()をセットの前に挿入しても
Runtime Error: Failed to add edge detection
は出てきます。
現在、下記の記述（２つの方法共にNG）そのものが問題と思われます。
GPIO.add_event_detect(PIR, GPIO.BOTH,callback=my_callback,bouncetime=1000)
あるいは
GPIO.add_event_detect(PIR, GPIO.BOTH, bouncetime=1000)
GPIO.add_event_callback(PIR, my_callback)

当方でも改めてネットで情報を収集します。
さらにお気づきの点がありましたら、コメント、ご教示いただけると幸いです。

よろしくお願いします。