以下によると、コード31(1F) Unit Separatorは、パンチカード由来の(汎用機の)テープで使用されていた区切り文字のようです。
Unit Separator - ASCII Code
https://www.ascii-code.com/character/%E2%90%9F
The separators (File, Group, Record, and Unit: FS, GS, RS and US) were made to structure data, usually on a tape, in order to simulate punched cards. End of medium (EM) warns that the tape (or other recording medium) is ending. While many systems use CR/LF and TAB for structuring data, it is possible to encounter the separator control characters in data that needs to be structured. The separator control characters are not overloaded; there is no general use of them except to separate data into structured groupings. Their numeric values are contiguous with the space character, which can be considered a member of the group, as a word separator.
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セパレーター (ファイル、グループ、レコード、ユニット: FS、GS、RS、US) は、パンチカードをシミュレートするために、通常はテープ上のデータを構造化するために作成されました。メディアの終わり (EM) は、テープ (または他の記録メディア) が終わりつつあることを警告します。多くのシステムはデータの構造化に CR/LF および TAB を使用しますが、構造化する必要があるデータに区切り制御文字が含まれる可能性があります。区切り文字制御文字はオーバーロードされません。データを構造化されたグループに分割すること以外には、これらの一般的な使用法はありません。それらの数値は、単語の区切り文字としてグループのメンバーと見なされるスペース文字と連続しています。
ASCIIコードの制御文字内に同様の区切り文字は4種類あり、それぞれファイル、グループ、レコード、ユニットを区切っていたようです。これらの説明は、以下に記載があります。
https://www.nist.gov/system/files/documents/2021/03/23/ansi-nist_2010_traditional_encoding.pdf
特にUnit Separatorの説明を引用すると…
The “US” character shall separate individual information items within a field or subfield. This is a signal that the next information item is a piece of data for that field or subfield.
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「US」文字は、フィールドまたはサブフィールド内の個々の情報項目を区切るものとします。これは、次の情報項目がそのフィールドまたはサブフィールドのデータであることを示す信号です。
これによると、パンチカードやテープ時代のUnit Separatorは、現代のField Separator相当の制御文字であるということのようです。同じ制御文字で言えば、Unit SeparatorはTSVファイルのTabに相当する文字のようだということです。
なお、個人的には現在Unit Separatorなど4種類のSeparatorを使用されている例を知りません。大昔の汎用機から抽出されたデータが物理的にはテープを経由し、エンコーディングとしてはEBCDICなどを経由してASCIIデータとして生き残ってる可能性はあるかもしれませんが…
というわけで、他人に説明するのであれば、大昔に使用されていた区切り文字で、現代の制御コード1Fにマッピングされている文字と言えばいいのではないかと愚考します。