CSS Backgrounds and Borders Module Level 3
作者は、背景画像を設定するときは,画像が可用でない状況下でもテキスト色とのコントラストは維持されるように, background-color も指定するべきである。
アクセス容易性の理由から、作者は、重要な情報を供する際に,背景画像ばかりに頼るような手法をとるべきでない。 Web 内容をアクセスし易くするための指針 F3 [WCAG20] を見よ。 グラフィック的でない呈示の下では,画像はアクセスし得ず、また,高コントラスト表示モード下では,背景画像の表示が特別にオフにされることもある。
注記: CSS においては、 content プロパティにより,スタイル的な前景画像を提供し得る。 (意味論的に重要な前景画像は、文書マークアップを通して提供されるべきである — 例えば HTML の img タグなど。)
Techniques for WCAG 2.0
注記: 背景画像の中に情報を組み込むことは、読みやすくする目的で背景を変えている人や、OS のハイコントラスト・モードの利用者に対しても問題を引き起こす。これらの利用者は、代替テキストが存在しないことで背景画像に含まれている情報を失うことになる。
個人的な見解
私は次のように解釈しました。
- 背景画像はオフにされることもある
- 画像はオフにされることもある (背景画像に限らず、画像全体がオフにされることもある)
- 背景画像がオフにされても文意が通るよう、意味論的に重要な前景画像を背景画像(
background-image
プロパティ)として指定すべきではない(SHOULD NOT) - 意味論的に重要な前景画像はHTMLで(マークアップを通して)提供すべきである(SHOULD)
- 意味論的に重要な前景画像はオフにされてもいいように、代替テキストを指定すべきである(SHOULD)
文章中の「すべき」はRFC 2119に倣っています。
質問
先述の通りですが、下記スレッドで見解の相違があり、質問に至りました。
皆さんはこの仕様をどのように解釈しますか。
回答2件
下記のような回答は推奨されていません。
このような回答には修正を依頼しましょう。
2017/10/19 12:16