自動テストがない場合、リファクタリングは行なわないことになると思います。リファクタリングの価値を学べば、自動テストの価値もわかるんじゃないかな。
要件に合致するものを、とにかく納品すれば良いということであれば自動テストもリファクタリングも不要でしょうが、利用者の満足や、納品後の保守性・拡張性に関心を持つ場合、あるいは自社サービスを構築する場合、自動テストは重要です。
- xUnitをどの業務で使っていますか。
→ いつでも使っています。金融、CRM、EC、CMSなど。
- 生産性ってどのくらいなのでしょうか。
→ 自分は1日に500行くらい書きますが、半分くらいがテストコードかな。
- テストを書く工数は、どのくらい取っていますか
→ テストを書く工数を特別にとってはいません。機能を書くときには必要に応じて必ずテストを書くので。
- .NETはほとんどテストを書いていない気がするのですが、あなたの身の回りはどうですか。
→ なぜ.NETだとテストを書かないのかわかりません。
- 画面の自動テストどのくらいやっていますか。
→ あまりやりません。最近は、JavaScriptを使ったUI/UXが多くなり、自動テストできないわけではないのですが、WebのAPIはAPIでテストし、JavaScriptはJavaScriptでテストして、最後に結合テストするというパターンが多いです。
- 自動テストをやって、本当に品質は向上しましたか。
→ 何をもって品質というかですね。私の考えでは、あるアプリケーションのクラスやメソッドの設計は、実際にコードを探索しながら漸進的に改善しなければ、「あるべき姿」に至らないと思います。自動テストを導入せず、リファクタリングもしない場合、クラスやメソッドの設計は、初期段階の「予想」による設計のレベルに留まっているはずだと思います。
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2015/05/08 00:03