Pythonでのトポロジカルソートの実装の際に出てくる「into_num」について

Question

実現したいこと

Pythonでトポロジカルソートを実装したいと思い、あるページを参考にして取り組んでいます。
入力データのひとつになるであろう「into_num」が何を示すのかを知りたいです。

前提

22行目に出てくる「into_num」が何を示しているのか知りたいです。

該当のソースコード

from collections import deque
def topological_sort(G, into_num):
    #入ってくる有向辺を持たないノードを列挙
    q = deque()
    for i in range(len(G)):
        if into_num[i]==0:
            q.append(i)
    #以下、幅優先探索
    ans = []
    while q:
        v = q.popleft()
        ans.append(v)
        for adj in G[v]:
            print("adj=",adj)
            into_num[adj] -= 1 #入次数を減らす
            if into_num[adj]==0:
                q.append(adj) #入次数が0になったら、キューに入れる
    
    return ans

G = [[1], [2], [], [1, 4], [5], [2]] #隣接する頂点を入れるとこ
into_num = [0, 2, 2, 0, 1, 1]
ans = topological_sort(G, into_num) #トポロジカルソート
print(ans)

試したこと

• 枝の数のことを指しているのか、と思ったが違いました。
• ライブラリ固定の変数かと思いましたが、違いました。
• 値を変えても結果が正しくなってしまうのを確認しました。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

参考にさせていただいたページ様：https://output-zakki.com/topological_sort/#toc2
叱咤含めて、アドバイスいただければ幸いです。

Answer 1

参照先に

トポロジカルソートを実行する際のポイントは、ノードの入次数を管理するリスト into_num です。

入次数のリストだと書いてありますし、 トポロジカルソートに入次数を使うことは wikipediaの説明にもあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%88

トポロジカルソート(左から並べる)の方法を簡単に説明すると

1. 入力辺を持たないノード(=入次数0のノード)を1つ探して結果リストに入れる
2. 元のグラフからそのノードを削除する
3. グラフと入次数のリストを更新する
4. グラフが残っていれば1に戻る

こんな感じです。この手順で参照先のグラフなどを手で並べ変えてみると仕組みが理解できると思います。
「1つ探して」のところの探し方が深さ優先と幅優先の違いになります。

Answer 2

ノードに入ってきているエッジの数みたいですね（into の num）