実行権限とはどういう意味なのか

Question

実行権限とはどういう意味なのでしょうか？
http://kaworu.jpn.org/python/Pythonのプログラムの実行方法 にあるように
実行権限を付与する場合と付与しない場合でファイルの実行方法が違うのですがなぜそのように実行方法が変わるのでしょうか？

Answer 1

実行権限とはどういう意味なのでしょうか？

そのファイルがOSから見て実行可能なプログラムとして扱って良いかどうかのフラグです。

実行権限を付与する場合と付与しない場合でファイルの実行方法が違うのですがなぜそのように実行方法が変わるのでしょうか？

OSから見て実行可能なファイルしか、OSから（あるいはシェルから）実行出来ません。

Pythonのスクリプトファイルは、OSから実行出来るpythonコマンドでpython スクリプトファイル名で実行します。
が、それでは実行が面倒なので、スクリプトの1行目に、
#!pythonのフルパス
と書く事で、あたかもpythonのフルパス スクリプトファイル名と実行したかのように、OSが直接スクリプトファイルを実行出来るように、何十年も前にUnixが拡張されました。WindowsやLinuxが出来るずっと以前。

繰り返し言うと、実行権限を付けるだけでは駄目で、そのファイルがOSから実行出来る形式になっている必要があります。スクリプトファイルの場合は、1行目が上記のように。
ファイルに実行権限が付いているが、バイナリ実行ファイルでもなく、先頭2文字が#!でも無いファイルはOSからは実行出来ません。
シェルのコマンドラインから実行した場合は、OSでの実行に失敗したそのファイルはシェルスクリプトだと見なされて実行されます。

Answer 2

権限を付与する説明のブロックで
#!/usr/bin/env python
こんな感じのありますよね。
これは任意のインタプリタでスクリプトを実行することが出来るshebangというものです。
例えばphpで使われるcomposerというものがあるのですが、composer hoge ~というように使います。
内部的にはphpなのにphp composer ~としなくてもよいのは上記で言ったshebangでインタプリタを指定してるからphpと解釈してくれます。

簡単に言うとpython hoge.pyとやる物を
拡張子を消して ./hogeで実行できる、みたいな感じですかね