if文の警告に関して

Question

下記のif文について、警告がでる様です。
この警告(comparison is always false)の意味が不明です。
ご説明頂けますと大変助かります。

main.cpp:75:21: warning: comparison is always false due to limited range of data type [-Wtype-limits]
if(bufR[i]==0xC0 || true){

Answer 1

こんにちは。

恐らく、bufR[i]はchar型ですね？
コンパイラがgccやVC++でしたらchar型はsignedです。その場合、char型が取りうる値は-128～127です。
それに対して0xC0は192です。-128～127の範囲外なのでbufR[i] == 0xC0という比較は常にfalseになると警告してくれているのです。

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【追記】
対策は、bufR[i]をunsigned char型で定義できるならそれが好ましいです。
ただ、bufRを渡す他のAPI等で型違いエラーが多発する場合があります。そんな場合は、下記のように定義することも考えられます。

static const char foo_const=static_cast<char>(0xc0);
if (bufR[i] == foo_const)

Comments

[King_of_Flies]

この方の回答が一番しっくりきた。

[King_of_Flies]

-128の値を0にするために128足して比較すれば成功するかも？

[Chironian]

C++はintより小さい整数はint型へ変換後に処理されますから、それも1つですね。

（char型に対して128加えるとオーバーフローするので上手くいかないですが、C++の仕様上intへ変換してから加算されるのでうまくいきます。）

Answer 2

bufR が unsigned ではない定義になっていませんか？
この場合 0xC0 と比較しようとしても（signed である限り）必ずこの部分は false になります。※ || true が付くから if の条件式全体としては常に true ですが

なので、comparison is always false due to limited range of data type （このデータタイプの取りうる値範囲では、比較結果が常に偽）と言っています。
bufR の定義を変えるか、キャストしてから比較しないとこの警告は消えません。
が……そもそもこの if 文要るんですか？（上に書いたように、 || true があるので、常に条件成立します）

Comments

[Zuishin]

「そうだっけ？」と思ってやってみたら true になりました。

https://ideone.com/BAfTgZ

[episteme]

0xC0 は int 192 と評価されるよねぇ。
bufR[i] == 192 が常に偽と判定されるのか?
# (char)0xC0 なら -64 だから unsigned bufR[] だったら恒偽だろうけど

[King_of_Flies]

比較の型が違うんじゃないですか？
仮にstringとintで比較しているのなら値は関係なく常にfalseになると思います。

[can110]

Chironianさんの回答のとおりsigned charなら偽ですね。
https://ideone.com/KhZjjz

Answer 3

1. comparison is : 比較は
2. always false : 常に偽となります
3. due to limited range : 値の範囲が制限されているので
4. of data type : データ型の

んー... if のナカミは always true やね、falseじゃなく。
|| true を削除しても同じwarningが出るなら、bufR[i]==0xC0 は常にfalseだ って警告してます。