c++でrapidJSONを使ったデータのはきだし方。

Question

cocos2d-x v3.13.1を使用しています。windowsです。
今回、cocosの中にあるrapidJSONを使用してデータを出力しようとしたのですがうまくいきませんでした。

エラーが出るのは、
rapidjson::Value& hello = d["serihu_test"];の部分です。
document.hの934行目で、Expression:IsObject()と出ています・・・。

よろしければ、書き方、解説の方よろしくお願いします。
他に使いやすいライブラリ等ありましたら教えてください。

//ファイルパスの取得
	FileUtils* fileUtils = FileUtils::getInstance();
	const char* path = "words/serihu.json";
	std::string fullpath = fileUtils->fullPathForFilename(path);

	// ファイルオープン
	std::ifstream inputStream;
	std::string thisLine;
	inputStream.open(fullpath.c_str());
	if (!inputStream.is_open())
	{
		CCLOG("not file!");
		exit(1);
	}

	std::stringstream sstream;
	while (getline(inputStream, thisLine)){
		sstream << thisLine;
	}
	inputStream.close();

	CCLOG("sstream:%s", sstream.str().c_str());

	rapidjson::Document d;
	d.Parse<rapidjson::ParseFlag::kParseDefaultFlags>(sstream.str().c_str());

	rapidjson::Value& hello = d["serihu_test"];
	

	CCLOG("%s", hello.GetString());

Answer 1

すいません、rapidJSONは使ったことがないので、おすすめのライブラリだけ回答します。
個人的には、dropbox/json11がおすすめです。
かなり直感的に使えると思います。

json11.cpp
json11.hpp
の２つのファイルClasses以下の任意の場所に置いて、json11.hppをインクルードするだけで使用できます。

例えば、こういうJSONがある場合(文字コードはUTF-8 BOMなしで保存する前提)、

{
  "id": 1,
  "name": "テスト",
  "positions": [
    {"x": 100, "y": 120},
    {"x": 100, "y": 150},
    {"x": 100, "y": 180}
  ]
}

このJSONを読み込む処理はこんな感じです。
json11::Jsonはnullptrを代入しても動くので、この例ではパースエラーの際はnullptrを返してます。

#include "json11.hpp"

json11::Json parseJson(const std::string& path) {
    if (!FileUtils::getInstance()->isFileExist(path)) {
        CCLOG("json file not exist: path=%s", path.c_str());
        return nullptr;
    }

    auto jsonString = FileUtils::getInstance()->getStringFromFile(path);

    std::string err;
    auto json = json11::Json::parse(jsonString, err);
    if (!err.empty()) {
        // パースエラー
        CCLOG("json parse failed: error=%s", err.c_str());
        return nullptr;
    }

    return json;
}

void jsonTest() {
    auto json = parseJson("sample.json");

    // エラー
    if (json == nullptr) {
        return;
    }

    // 成功
    int id = json["id"].int_value();
    std::string name = json["name"].string_value();

    CCLOG("id=%d, name=%s", id, name.c_str());

    for (auto row : json["positions"].array_items()) {
        float x = row["x"].number_value();
        float y = row["y"].number_value();

        CCLOG("position: x=%.3f, y=%.3f", x, y);
    }
}

bool MainScene::init() {
    if ( !Layer::init() ) {
        return false;
    }

    jsonTest();
    
    return true;
}

Answer 2

ファイルを読み込んだ際にゴミが入っていたみたいで、JSONファイルとして認識されてなかったみたいです。
elese関数を使ってゴミを消してやると無事動きました。

Answer 3

hello.GetString()でExpression:IsObject()のアサートのエラーが発生しているんじゃないでしょうか？

JSONは

{"serihu_test":"string"}

ではなく

{"serihu_test":{}}

こんな構造になっていると思います。
ですので、hello.GetString()では文字列を取得できません。

Comments

[abebemukkuru]

プログラム上で作った疑似JSON？では表示まで行けました。
const char json[] = " { \"test\" : \"テスト\"}";
これでgetStringで呼べたので、多分、ファイルのロードで解析エラーが出ていたのかもしれません。
ご回答ありがとうございます。