引用テキストパッケージの種類、脆弱性の深刻度によって、リリースまで速い、遅いの違いはあるのでしょうか?具体例があれば教えて下さい。
この答えは、Yesです。以下に「本家の修正に即時に対応したもの」、「時間がかかったもの」、「対応されなかったもの」の例をあげます。いずれもPHPです。
まず、早かったもの。
CGI版PHPのリモートコード実行脆弱性 CVE-2012-1823
PHP 5.3.28 2012/5/8
RHEL5/6 2012/5/7
https://access.redhat.com/security/cve/cve-2012-1823
なんと、本家よりも早くパッチが出ていますね
次に、時間がかかったもの。
PHPの header 関数における キャリッジリターンのチェック漏れ CVE-2011-1398
PHP 5.3.10 2012/2/2
RHEL5 2013/12/11 約 1年10ヶ月後
RHEL6 2013/2/20 約 1年後
参考: https://access.redhat.com/security/cve/cve-2011-1398
1年以上時間がかかっています。
最後に、パッチが出なかったもの。
Use after free vulnerability in session deserializer CVE-2015-6835
PHP 5.6.13 2015/09/03
RHEL/CentOS 修正なし
参考: https://access.redhat.com/security/cve/cve-2015-6835
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2017/02/21 07:26