CとC++のポインタの違いについて

Question

#include <iostream>
using namespace std;

void Function1(int& x){
    if(x<0) x = 0;
}

int main(){
    int a;
    cout << "整数を入力：" << flush;
    cin >> a;
    Function1(a);
    cout << "a = " << a << endl;
}

Cを半年ほど前に学んでから、現在C++に挑戦している者です。
参考書を読みながら勉強しているのですが、上記のようなコードに出くわしました。
参考書にはテクニックとして『参照(reference)』と書いてあるのですが、これはポインタではないのですか？
そのページに一文字もポインタという言葉がありません。
この『参照』というテクニックはC++特有のものなのですか？

Answer 1

こんにちは。

はい。参照はC言語にはなかったと思います。
C++の参照は、確かにポインタに似てますが、結構異なります。

1. 設定したアドレスを変更できません。

初期化時に必ず参照先の設定が必要、かつ、その後変更できません。
ポインタは変数ですが、参照は変数ではないのです。

1. ポインタ変数のアドレスを獲得できますが、「参照」が記録されているアドレスを獲得できません。

&参照とした場合、参照先インスタンスのアドレスが獲得されます。

もちろんC++にもC言語と同じポインタが存在してます。使い方もC言語と同じです。

Answer 2

例えば、ポインタと同じく「実引数を書き換える関数」等に使うことができます。が、ポインタとは別物です。