python:相対パスを使う意味について

Question

pythonでフォルダを作る際についてです．

作成するフォルダ名：sample
これをコードで書く際に

os.mkdir("sample")
os.mkdir("./sample")

上記のどちらの書き方をしてもいいと思うのですが，この場合，相対パスで記述するメリットが分かりません．
どちらのコードでもカレントディレクトリにsampleが作成されるので，相対パスにする必要がないと思うのですが，
相対パスを使うメリットがあったら教えて頂きたいです．

Answer 1

UN*X 系のOSを使っている人の手癖だと考えていいと思います。
シェルにおいてはPATH環境変数にカレントディレクトリを含めないことが普通なので、"カレントディレクトリにある実行ファイルを実行する"のにはファイル名だけでは駄目で、./が必要になります。
Pythonコード中でカレントディレクトリも探索対象なので不要だと分かってはいても"つい付けてしまう"くらいの話だと思います。

Answer 2

現在のディレクトリを対象にする場合は、相対ディレクトリにする意味はありません

＃まあ"sample"、ってのも相対パスの記述なんだけど

現在のディレクトリ以外のディレクトリを対象にする場合は、相対ディレクトリの記述でないとややこしくなりますね

Answer 3

特にありません。
あるとしても、明示的にカレントに作ることを意図していると示せるくらいでしょうか。

ちなみに、どちらの書き方も「相対パス」です。対するのは「絶対パス」ですが、UNIX系であれば「/」で初まるのが絶対パスです。