動的配列に値を追加する際、redimしなくて良い理由

Question

以下のコードがなぜ成立するのかがわかりません。

dim msg as string: msg = "my name is Bob."
'動的配列宣言
dim words() as string:

'ここ！
words = split(msg) 'このコード！（※）


debug.print words(0), words(1), words(2), words(3)
'表示内容-------------------------------------------
'my            name          is            bob
'--------------------------------------------------

（※）の部分について、
redim words(3)
words(0) = split(msg)(0)
ではないのかと思うのです。
（このコードを実行したとたん、Excelが落ちるので、違うのだとは思うのですが。。。）

まず、動的配列なのに、redimをしなくて良い意味が分からなくて困っております。
さらに、よくよく考えてみたら、どういった仕組みで、split関数によって、戻り値として返された、『分割された1次元配列』が、動的配列に、代入されるのか見当がつきません。

ご教授いただけませんでしょうか？

よろしくお願いいたします。

Answer 1

動的配列には、「配列をまるごと代入」ができます。その時点で代入元のサイズでRedimしたのと同じことになります。

ReDim words(5)
Debug.Print UBound(words)
Debug.Print UBound(Split(msg))
words = Split(msg)
Debug.Print UBound(words)

を、「ここ」と書いてあるところに入れてみてください。配列上限が変更されていることがわかると思います。

Comments

[Eisaku_Yoshida]

ご回答ありがとうございます！
確かに、配列の上限が、変わっていました！
動的配列には、配列を入れることができて、その際、その動的配列は、内部的に、redim されるのですね。。
納得しました！

このようなVBAの仕様？が乗っているような書籍等、ご存じだったりしますでしょうか？

[otn]

この件がどう載っているのか知りませんが、公式リファレンスに載っているのでは？

[Eisaku_Yoshida]

そうですよね！
Microsoftの公式リファレンスを見てみます！
ありがとうございました！

Answer 2

引用テキスト動的配列なのに、redimをしなくて良い意味が分からなくて困っております。

Split()関数の中でRedimされているのです。
以下のコードを実行してみてください。

'動的配列宣言
Dim words() As String:
words = sample(3) 'このコード！（※）
Debug.Print LBound(words), UBound(words)
Debug.Print words(1), words(2), words(3)
'表示内容-------------------------------------------
'1             3
'1             2             3
'--------------------------------------------------

Function sample(n As Long) As Variant
    ReDim Result(1 To n) As String
    Dim i
    For i = 1 To n
        Result(i) = i
    Next
    sample = Result
End Function

Comments

[Eisaku_Yoshida]

ご回答ありがとうございます！
なるほど、内部的に、redimされているのですね。
そして、redimされた配列を動的配列に格納しているのだということですね。

理解できました！
ありがとうございます！

Answer 3

意味など詮索するのは無意味です。

仕様です。
マイクロソフトがその様に作った。
それだけです。

それを素直に受け入れて使うのがプログラマの仕事です。

Comments

[Eisaku_Yoshida]

ご回答ありがとうございます！
仕様なのですね！
そういうものだと納得することも大切なのだなと思いました！