[Python/C API]Cで作成した可変長引数を使った関数のラップ処理とPythonで呼び出し

Question

やりたいこと・知りたいこと

やりたいこと

• 表題にある通り、Cで作った可変長引数(動的引数)のある関数をPythonで使用したい。

知りたいこと

• 上記のことから print_va(int num, ...) の可変長となっている第2引数以降のラップ処理

の記載をどうすれば良いか知りたい。

#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
 
void print_va ( int num, ... )
{
    double a;
    va_list list;

    va_start( list, num );
    for ( int x = 0; x < num; x++ )        
    {
        a = va_arg( list, double );
        printf("%lf\n",a);
    }
    va_end ( list );                      
}

作成したラッパーファイル・呼び出し

作成したラッパーファイル

#include <stdbool.h>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
#define PY_SSIZE_T_CLEAN
#include "/usr/~~~/python3.8/Python.h"


extern void print_va( int num, ... );
PyObject *f_print_va(PyObject *self, PyObject *args){
    int num;

   //PyArg_ParseTuple の第2引数以降がわからない。
    if (!PyArg_ParseTuple(args, "i",&num)){
        return NULL;
    }

    //可変数引数を持つ関数を呼び出す。
    //理想  print_va(num,var_length)
    print_va(num,1.5,5.5,3.4);

    Py_RETURN_NONE;

}


static PyMethodDef methods[] = {
    {"print_va",f_print_va, METH_VARARGS},
    {NULL}};


static struct PyModuleDef libvafunc =
    {
        PyModuleDef_HEAD_INIT,
        "libvafunc",
        "",
        -1,
        methods};

PyMODINIT_FUNC PyInit_libvafunc(void)
{
    return PyModule_Create(&libvafunc);
}

呼び出し
コンパイルした後、下記のようなファイルを作成し、import と呼び出しをした。

import ctypes as ct
import libvafunc as va

#理想 va.print_va(3,1.5,5.5,3.4)
va.print_va(3)

調べたこと・試してること

調べたこと

• 可変引数の個数を参照する第一引数については、PyArg_ParseTuple() に渡すことができる。
• ラッパーからの可変超引数の関数の呼び出しについては、引数を直接入力すれば関数を正常に呼び出せる。

試してること

• PyArg_ParseTuple() 以外の変数の変換ができないか他の関数で試しています。

補足情報・参考資料

Python/C API リファレンスマニュアル
PyArg_ParseTuple
https://docs.python.org/ja/3/c-api/arg.html?highlight=pyarg_parsetuple#c.PyArg_ParseTuple

環境

Ubuntu 20.04.2 LTS
Python 3.8.10

Answer 1

Python API関数では対処できない。

ラッパーファイルの自動生成を使用すれば可能かも？