ターミナル上のPython実行中データ保存について

Question

私は普段Jupyter Notebookを使用していて, 変数に格納されたデータは新たなセルを追加して中身を確認することができます.

具体的にはあるセル内でx=5という変数を作成したら, 新たにセルを追加した後そのセル内でxの中身を表示させることができます.

しかし.pyファイルをターミナルやコマンドプロンプト上で実行した場合, .pyファイル内の変数をどのように参照すれば良いのでしょうか？

たった今482分実行した.pyファイルがあるのですが, 保存先のディレクトリ名が間違っていたため最後の最後でerrorが発生していました.

何かいい解決策はありますでしょうか？

Answer 1

「python 統合開発環境」でぐぐって一通り読んでみましょう
Windowsであれば、VisualStudioでもPythonの開発、デバッグはできます。

これからの開発環境では、コードの任意の行を指定して実行を止め、変数のナカミを確認、修正できたりします。また、そこから１行づつ実行して、コードがどう流れるか確認することができます

Answer 2

その変数の値をプログラム動作中に知りたいのは何故ですか？

方法はいくつかあります。

その変数の値が処理結果の一部なのであれば、print文などで標準出力に出力するようにしたり、結果出力用のファイルを作ってそこに書き込んだりします。

プログラムの動作状況を確認するということでしょうか。 であれば、それは一般的にログを呼ばれているもので、loggingというモジュールが便利な機能を提供しています。そこまで高機能でなくてもいいということであれば、上と同様、自分でファイルを作ってそこに必要な情報を出力します。

動作に問題があって原因を調べたいとか、単に動作中に値を見てみたいということであれば、 デバッガを使います。デバッガを使うとプログラムを1行ずつ実行して、その時の変数の値などを確認することができます。
コマンドラインでデバッグをするならpdbというモジュールが使えますが、今時であればエディタ/IDEのデバッグ機能を使うのが一般的ですね。

Answer 3

python xxx.pyとターミナル上で起動してエラーが発生した場合，変数の値を確認する方法はありません．こうならないようにprintやloggerでログを取ったり，エラーが発生しないようにテストを行うと良いと思います．

Answer 4

Pythonの対話モード使うことをお勧めします。

ターミナルやコマンドプロンプトでpythonだけを打ち込んで実行することです。
以下のように、>>>というプロンプトが出た状態で実行します。

myapp> python
Python 3.8.10 (default, May 19 2021, 13:12:57) [MSC v.1916 64 bit (AMD64)] ::Inc. on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>

この状態で、Pythonの文を実行していくことができます。

公式ドキュメント 2.1.2. 対話モード

ファイルに入っているソースを実行したいなら、そのディレクトリでPythonの対話モードにして、

>>> import myapplication.py

で実行することもできます。
これをやる場合は、やりたいことをそれぞれ関数にまとめておいて、importで読み込んだあとでそれぞれの関数を実行するようにした方が、途中でエラーが出た場合に対処しやすいです。