メールのリアルタイム受信の仕組みについて

Question

メールをリアルタイムで受信する仕組みがわからなくお聞きしたいです。

私の今の考察としては
1.小刻みにクライアントがサーバに受信を確認しに行っている
または
2.プッシュ通知を登録したクライアントのIPアドレスをサーバが記憶しており、逐次クライアントへ送られるの
2つの方法が考えられるのですが、正解はどのような仕組みなのでしょうか。

また、2.記憶したIPへの送信であった場合、
家庭回線の「グローバルIPアドレス」は固定されていないので、アドレス変更時は都度サーバに変更を知らせるのでしょうか。

ご回答の程、よろしくお願いいたします。

Answer 1

通常のEメールのプロトコルにはPOPとIMAPがありますが、どちらもクライアントからサーバーに定期的に確認しに行っています。

ただ、IMAPには IMAP IDLE という拡張機能があり、IMAPサーバーがクライアントに通知する機能が追加されています。

IMAP ILDE については私はあまり知識がないので、下記ページを参照してみてください。

IMAP IDLEを手打ちコマンドで動作確認する | 備忘ノート

今調べたばかりなので間違っているかもしれませんが、

• クライアントはアイドル状態をサーバーに通知して待ち受けを開始する
• サーバーはユーザーのメールボックスに変化があったとき、クライアントがアイドル状態ならクライアントに通知する

という感じなのかなと。
いずれにしても、あくまでもアプリケーション層のプロトコルであって、ネットワーク層の話ではないので、IPは直接関係ないのでは？と思います。

Comments

[kikkoro]

ご回答ありがとうございます。
IMAPのIDLEという拡張機能がリアルタイムのプッシュ通知を可能にしているんですね。
リンク先、拝見しました。
ご記載いただいたように
1.クライアントがアイドル状態に入り、それをサーバへ通知
2.サーバはメールを受信した際にアイドル状態のクライアントへ通知
流れのようですね。

IPに関してはアイドル状態であるので通信をしっぱなしにしているため、サーバは宛先が分っている状態という認識でよろしいですか？

[itagagaki]

そうでしょうね、宛先がわかっていないと送信できないですもんね。ただ具体的な実装がどういう風になっているのかまでは私は知識がありません。