x64のreleaseでOpenCVのCv2.VideoCapture()を早くしたい

Question

前提・実現したいこと

Visual Studio Express 2017 for Windows DesktopでOpenCvSharp4を使用し、WEBカメラで画像を表示するソフトを作成しています。
この時、ビルドの設定により、OpenCVの動作スピードが変わってきます。
以下が添付のソースを実行したときの結果です。

①Release,X64
VideoCapture Start !
VideoCapture: time=8446 [msec]
capture.IsOpened: time=0 [msec]
NamedWindow: time=0 [msec]
Mat: time=0 [msec]

②Debug,X64
VideoCapture Start !
VideoCapture: time=215 [msec]
capture.IsOpened: time=0 [msec]
NamedWindow: time=0 [msec]
Mat: time=0 [msec]

x64のreleaseモードでビルドすると、Cv2.VideoCapture()がすごく遅くなります。
debugが215msecに対しReleaseが、8.4秒となります。
x86の時は、Release,Debugのモードに関係なく、x64のDebugに近い感じです。

ただ、実際のカメラ動画表示は、x64のReleaseが一番スムーズに行え、他はカクつきます。
x64のreleaseモードでOpenCVのCv2.VideoCapture()を早くすることが出来ないでしょうか？

よろしくお願いします。

該当のソースコード

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
using System.Windows.Forms;
using OpenCvSharp;

namespace cam_test
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
        }

		private void camCapture()
		{
			// public VideoCapture capture;
			VideoCapture capture;
			string name = "capture";

			var sw = new System.Diagnostics.Stopwatch();// Stopwatchクラス生成
			sw.Start();
			Console.WriteLine("VideoCapture Start !");

			capture = new VideoCapture(0);
			Console.WriteLine("VideoCapture: time={0} [msec]",sw.ElapsedMilliseconds);
			sw.Reset();

            if (!capture.IsOpened()) return;
			Console.WriteLine("capture.IsOpened: time={0} [msec]",sw.ElapsedMilliseconds);

			sw.Reset();
			Cv2.NamedWindow(name, WindowFlags.Normal);			// 画面表示
			Console.WriteLine("NamedWindow: time={0} [msec]",sw.ElapsedMilliseconds);

			sw.Reset();
        	var img = new Mat();
			Console.WriteLine("Mat: time={0} [msec]",sw.ElapsedMilliseconds);

        	while (true)		// キャプチャーループ
        	{
            	capture.Read(img);
            	if (img.Empty())break;
			    Cv2.ImShow(name, img);
            	if ( Cv2.WaitKey(1) == 27) break;   	// ESC キーで閉じる
			}
       	    Cv2.DestroyWindow(name);
		}

        private void btnCapture_Click(object sender, EventArgs e)
        {
			camCapture();
        }
    }
}

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

・Visual Studio Express 2017 for Windows Desktop
・OpenCvSharp4.Windows
バージョン：4.5.3.20210817

Comments

[yumetodo]

DebugとReleaseの結果を取り違えていませんか？
あと計測するべきはcapture.Readの速度では？

[ysyk77]

ご指摘、ありがとうございます。

> DebugとReleaseの結果を取り違えていませんか？

再現性があり、特に間違ていないです。

> あと計測するべきはcapture.Readの速度では？

時間がかかっているのは、VideoCapture()で、これを何とかしたいです。
あと、VideoCaptureAPIsで色々オープンモードを選べます。
このモードにより動作が変わってきました。
今回のReleaseモードでは、
capture = new VideoCapture(0,VideoCaptureAPIs.MSMF);
となったのでは無いかと思います。
このモードでは、オープンは遅いのですが、フレームレートはコマ落ちせず表示が出来ました。
その他は、オープンは早いのですが、コマ落ちが発生してしまいました。

どうも、VideoCapture(0)とモードを指定せずに使用すると、自動的にモードを設定しますが、Buildモードや環境により、どのモードでオープンされるかが違っているのが原因では無いかと推定します。

その為、質問の内容が少し的外れ見たいなので、解決済みで閉じさせて頂きまたいと思います。

Answer 1

上の内容と重複します。

VideoCaptureAPIsで色々オープンモードを選べます。
このモードにより動作が変わってきました。
今回のReleaseモードでは、
capture = new VideoCapture(0,VideoCaptureAPIs.MSMF);
となったのでは無いかと思います。
このモードでは、オープンは遅いのですが、フレームレートはコマ落ちせず表示が出来ました。
その他は、オープンは早いのですが、コマ落ちが発生してしまいました。

どうも、VideoCapture(0)とモードを指定せずに使用すると、自動的にモードを設定しますが、Buildモードや環境により、どのモードでオープンされるかが違っているのが原因では無いかと推定します。

その為、質問の内容が少し的外れ見たいなので、解決済みで閉じさせて頂きます。