【OSI参照モデル】

Question

OSI参照モデルの理解に苦しみ、こちらで質問させていただきます。
(表面的にも理解できてないかもしれないので、質問内容がデタラメかもしれません。ご了承ください。)

添付画像の「セッション層」で「コネクションの確立」とあります。
ここで疑問に思ったのですが、

①セッション層でコネクションを確立してから物理層でデータを送信するのですか？

②それともセッション層では送信側でコネクションの確立について指定をするのみに留め、実際にコネクションを確立するのは物理層で受信側にデータを届けた後ですか？

①の場合、物理層を使わずにセッション層のみでどうやってコネクションを確立するんだろうと思い、質問させていただきました。

自分でもあまりよく理解できてないと思うのですが、なにとぞご了承くださいませ。
詳しい方がいれば是非教えていただけますと幸いです。

添付画像

画像の元サイト：https://ansl-blog.hatenablog.com/entry/2019/05/22/OSI参照モデルとTCP%EF%BC%8FIPについて

Answer 1

各層は、自身と隣接した層以外と直接関わりを持てません。つまり、セッション層からはトランスポート層までしか見えません。そして、コネクション管理は普通、セッション層でなくトランスポート層担当です。ですから、セッション層から見れば、コネクション管理は（物理層がどうであれ）既に利用できる前提です。

（ちなみに、コネクション管理は通常1パケットでできるとは限らず、水面下では複数のパケット往復が起きています。）

Comments

[takabee]

ご回答いただきありがとうございます。

つまり物理層でデータを送信する際には、当然コネクションの確立が済んでいるということでしょうか。

コネクションを確立させるのに物理層が必要なのではないかと思っていました。
相手側とコネクションが確立できるかどうかを調べるにはそもそもとして物理的に何か送らなきゃダメだろ、的な思考です。

となればコネクションの確立には一体何が使われているのでしょうか？

[HogeAnimalLover]

はい。セッション層からは、コネクションの具体的実装方法は知りえないことです。この分業が階層分けの意義です。具体的実装は下位層の仕事です。

Answer 2

雑談のようになりますが…

OSI参照モデルって分かりづらいですよね。
自分も最初に見たときはなんだこりゃ?ってかんじでした。

ご紹介のページにもあるように、理論的には7層ですが、実際の使い方ではある程度層がまとまった使われ方をしています。
このへんは実際にネットワークプロトコルを体験した「後」だと理解しやすくなるんじゃないかな。
今はそういう決め事があるってことだけ理解しておけばいいと思います。

あー、テスト勉強だったりしますかね。
その場合は… 丸暗記かな。(汗

Answer 3

階層構造というものを理解できていないようです。

たとえで言うと、
・会社同士で、注文書と注文請書の交換で契約が成立するとして
・注文書や注文請書は郵便で送る
とします。

そうすると、あなたの質問は、
①会社同士でで契約してから郵便屋さんがで書類を配達するのですか？
②それとも会社同士では発注側が発注書送付を指示するのみに留め、実際に契約するのは郵便屋さんが受注側に書類を届けた後ですか？
ということになります。

当然ながら、郵便屋さんは封筒の中身を知りません。
物理層も、自分が運んでいる情報が、コネクション確立のための情報かどうかは知りません。

①がおかしいのは明かですね。
②が正しいかどうかは日本語の解釈次第の面もありますが、一般にコネクションの確立は一方からだけでは行えないですが、その点がお書きの文章からは読み取れないので、丸かバツかと言えばバツでしょう。