Numpy の astype関数の末端についている/255 の意味

Question

import keras 
from keras.datasets import mnist
from matplotlib import pyplot

(X_train, Y_train), (X_test, Y_test) = mnist.load_data()


for i in range(0, 32):
    pyplot.subplot(4, 8, i + 1)
    pyplot.imshow(X_train[i], cmap='gray')

pyplot.show()
print(X_train)

X_train = X_train.reshape(-1, 784).astype('float32') / 255
X_test = X_test.reshape(-1, 784).astype('float32') / 255

print(X_train)

独学で機械学習をしていて上記のコードで疑問に思ったのですが、15,16行目のastype関数を用いてint型から文字型に変換しているところの　/255の働きを教えてください。

データはkeras のデータセットに含まれているMNISTデータです。

Answer 1

文字列に変換しているわけではありません、もともと多次元の配列を、一列にして(reshape)、整数だったものを浮動小数にして(astype('float32'))、256で割っています。

割り算の意味としては、元の画像の階調が256階調のをころを、0～1の間の浮動小数に変換するということです。

Comments

[jimajima_jinjin]

reshapeのはたらきを間違って覚えていました。ありがとうございます。二つ聞きたいのですが、まず私が使っている参考書には　'色の最大の値である255で割りましょう。'　と書かれているのですが確かに調べると　'色の諧調は256だ' と出てきました。どういうことでしょうか。二つめにそもそも256で割ることで0．0から1.0の間に正規化できるのはなぜですか？ご教授お願いします。

[TakaiY]

僕の回答は256になってしまっていますね。間違えです。
0から255の整数は256個あって256階調を表わしています。最大値は255ですから、255で割るのが正解です。

階調は0から255 の値のいずれかですので、最小が 0/255(=0) で、 最大が255/255(=1)の範囲におさまります。
という説明でいいですかね？

[jimajima_jinjin]

納得しました。ありがとうございます