コードの一部がわかりません

Question

以下のコードを実行するとコマンドライン引数のファイルを読み込み、ファイルオープンするというところまで(cat関数のfopenの部分まで)は理解できたのですが、

int c;
  while ((c = fgetc(f)) != EOF)
    {
      if (putchar(c) < 0) die(path);
    }

  if (fclose(f)) die(path);

上記の部分のコードでどのような処理をしているのかがいまいちわかりません。教えてくださいよろしくお願いします

#include<stdio.h>
#include<stdlib.h>

void die(const char *s)
{
  perror(s);
  exit(1);
}

void cat(const char *path)
{
  FILE *f = fopen(path, "r");
  if(!f) die(path);

  int c;
  while ((c = fgetc(f)) != EOF)
    {
      if (putchar(c) < 0) die(path);
    }

  if (fclose(f)) die(path);
}

int main(int argc, char *argv[])
{
  if (argc < 2)
    {
      fprintf(stderr, "useage: %s file\n", argv[0]);
      exit(1);
    }
int i;
  for(i=1; i<argc; ++i)
    {
      cat(argv[i]);
    }

  return 0;
}

Comments

[m.ts10806]

コードの出典はどこでしょうか。

Answer 1

Cの文法は知っている前提で回答します。

c = fgetc(f)で、ファイルストリームfから1バイト読んでcに格納します。
ファイルストームがファイルの終わり(EOF)になっていれば、EOFつまり-1が返されるのでそれをチェックしています。ファイルの終わりであればwhileを終了します。

putchar(c)では、その読んだ1バイトデータを標準出力に出力します。この出力がエラーであればEOFつまり-1が返されるので、それをチェックして、エラーならdie()でメッセージを出してプログラムを終了します。

これをwhile条件を満たす間、つまり、EOFでないあいだ繰り返します。

最後にファイルストリームをクローズして、エラーならこれもdie()でメッセージを出してプログラムを終了します。

補足：
fgetcはファイルの終わり以外に、読み取りエラーの場合もEOFを返しますが、ファイルを読んでいる途中でエラーになるというのはハード障害くらいでしょうね。あるいはネットワークの先から読んでいてネットワークのエラーか。

putchar()がエラーになるのは、標準出力がファイルにリダイレクトされていてディスクフルになったとか、ネットワークの先に書いていたとか。

読み込みファイルストリームのクローズがエラーになるのはちょっと考えられません。
書き込みの場合だとディスクフルなどであり得ますが。

Comments

[otn]

これが理解できれば、別質問の行数カウントをどこですべきかも分かるでしょうね。