C言語系のMakefileについて

makefileについてよくわかっていないのですが，これってg++ ファイル名.cpp
をやってくれるっていう認識でいいのですか？普通にコンパイルするのに比べて，makeにするメリットはなんですか？
また，ある人のソース見ると，

CXX=g++
CXXFLAG='pkg-config opencv --cflags'
LDLIBS=-lglut -lGL -lGLU 'pkg-config opencv --libs'

と書いてありました．
１行目はg++でコンパイルしますよってことだと思うのですが，２行目からわかりません．opencvのヘッダー？とかを呼んでいるのですか？
どれがどういう意味なのか教えていただきたいです．

行動規範の内容に同意します

回答2件

ベストアンサー

make には無数の派生があります。この場合はおそらく GNU Make 用の makefile だと思われるのでそれを前提として回答します。

通常、 C や C++ は各コンパイル単位 (一般に拡張子が .c や .cpp のファイル) ごとにコンパイルしてからリンクして実行ファイルを生成するという手順を取ります。実行ファイルの生成までした後にソースファイルをひとつ修正した場合、再び実行ファイルを生成するためには修正していないソースファイルをコンパイルしなおす必要はありません。ファイルの更新日と依存関係をチェックしてコンパイルしなおしが必要なものだけコンパイルしなおすという目的のために make は使われます。 makefile は依存関係とそれに対してする処理を記述するものなのです。

具体的な文法は GNU Make のドキュメントを参照してください。ウェブ検索すれば日本語訳やチュートリアルも見つかります。

質問者が提示している箇所については変数に代入しているにすぎず、動作の記述ではありませんが、 GNU Make はよく使われる動作に対して「暗黙のルール」を持っていてその中では CXX は C++ のコードをコンパイルするコマンド、 CXXFLAGS はコンパイルオプション、 LDLIBS はリンカのオプションとして使われるようになっています。

GNU Make では暗黙のルールは -p オプションで見られるようになっているので make -p とコマンド入力してみてください。

投稿2021/02/16 07:36