pythonでファイルが開けない

Question

pythonのopen関数でファイルを下のようにすると[ファイルがありません]とエラーになります。

w=open('script.py','r')

script.pyはDesktopの下にあります。絶対パスで実行したところしっかりファイルを開けたので、おそらくターミナルのように自分のいる位置関係しっかりしないとダメなのだろうと考えましたが、ネットや教材ではファイル名単体で開けていました。なぜでしょうか。pythonでも何か方法を使って移動しないといけないのですか？
環境はmacでatomを使っています。

Answer 1

w=open('script.py','r')は、「カレントディレクトリにあるscript.pyを開く」という意味ですので、カレントディレクトリにそのファイルが無いとエラーです。

カレントディレクトリの表示：
print(os.getcwd())

カレントディレクトリの変更：
os.chdir("/xxxx/yyy/zz")

Comments

[OrangeEX-Juice]

回答ありがとうございます。なるほど、ではカレントディレクトリとは別にあるファイルを開きたい場合は、カレントディレクトリを変更、もしくはファイルをカレントディレクトリにもってくるということですね。ただ、カレント以外のファイルを開きたい時はたくさんありますよね(もしなかったらすみません)。そういった場合は毎回上記の方法を行ってから開いてきるのでしょうか。少しめんどくさいと思うのですが、それ以外の方法が何かあるのでしょうか。

[otn]

カレントディレクトリ以外にあると言うことは、その場所を知っていると言うことなので、相対パスでなく、絶対パスで指定します。
あるいは、コマンドライン引数で指定したファイルを開くと言うことでしょうね。

・絶対パス文字列をプログラム中に埋め込みで指定する ⇒ 多い
・相対パス文字列をプログラム中に埋め込みで指定する ⇒ 少ない
・コマンドライン引数や、設定ファイルの記述など、プログラム外部から与えられたファイル名を開く ⇒ 多い
> もしくはファイルをカレントディレクトリにもってくるということですね。
⇒ まずあり得ない

[OrangeEX-Juice]

よく理解できました！ありがとうございます。

Answer 2

絶対パスで動いたとのことなので
script.py とソースファイルが同じディレクトリ内に存在していないのではないのでしょうか？
たとえば
デスクトップ
|---script.py
|--- main.py
のようなディレクトリツリー構造になっていればmain.pyでopen('script.py','r')を呼び出したとき同ディレクトリにあるscript.pyを探し当てて参照してくれるとおもいます.

また, Pythonコンソールのようなところで実行している場合も同様で, script.pyのあるディレクトリ内でコンソールを開かないと単にscript.pyというパスを渡しただけでは動いてくれないと思います.

Comments

[OrangeEX-Juice]

回答ありがとうございます。ではカレントディレクトリが違ういろんなフォルダのファイルを開きたい場合、その全てのファイルをカレントディレクトリに持ってきてからpythonで開くしかないのでしょうか。

[yosse95ai]

otn様も言っておられる通り, 「ファイル名も知っているので参照したいファイルの場所もしっている」はずなので, 絶対パス指定してあげることなどが多いと思います.
なぜなら, そのファイルたちは自分で任意の場所に作成した, もしくは任意の場所にダウンロードしているはずなので.

>ではカレントディレクトリが違ういろんなフォルダのファイルを開きたい場合、その全てのファイルをカレントディレクトリに持ってきてからpythonで開くしかないのでしょうか。

に関してですが, そういうこともなく, 例えば`Cドライブ`直下に`script.py`があると仮定します.
(あくまで仮定...)

ソースのファイルは任意の場所でいいです. (例えば, D:/python/main.py みたいな)
ソースファイルにて

```python
path="C:\script.py"
w=open(path, 'r')
```

とすれば, カレントディレクトリにそのファイルがなくても, パス名を絶対パスなどで指定してあげられれば, 基本的にどこからでも参照できるのではないかとおもいます.

pythonコンソールからの実行でも同様のことが言えます.

幸い, 現代のコンソールではファイルをコンソールに`D&D`したとき絶対パスを自動入力してくれたりもします.

長くなりましたが参考になればと思います.

[OrangeEX-Juice]

なるほどです。絶対パスは万能なのですね。しかし深いディレクトリにあるファイルなどのパスだと、どうしてもめんどくさくなってしまいますよね。atomでディレクトリの補完機能もないようですし（もしあったら教えてくださいm(._.)m）そういった場合も我慢して打つしかないですか？

[yosse95ai]

万能と言うと語弊があると思いますが, 相対パスよりは確実です.
atomにはあまり明るくないのですが, 外部パッケージをインストールすると, パスの補完を行ってくれるみたいです .
https://creating-homepage.com/archives/1690

また, 携わるプロジェクトにもよるとおもいますが, 必要なファイル(例えば画像, テキストやJSON)はそれらを入れる用のフォルダをプロジェクト直下に生成し, 管理されると思います.
例([]はフォルダ名とする):
[Project Folder]
|---main.py
+---[src]
| +--icon.jpg
|
|---[script]
. +---script.py

すると

```python(main.py)
path="./script/script.py" #これは相対パス
```

みたいな感じです.
めんどくさくなるほど深いところにファイルがあるならばディレクトリ構造の整理を行ったほうがよろしいかと思います.
プロジェクト開始前(実装前)にディレクトリ構造を意識しておいた方がいいかと思います.

もしくはmainの実行コードに引数をとれるように実装し, PythonプロジェクトをPyinstaller等で実行ファイル(EXE)化した後であれば, atomの環境に寄らず, 引数としてファイルの絶対パスを受け取れると思います.
以下二つを合わせる感じです.
https://qiita.com/taashi/items/07bf75201a074e208ae5
https://techacademy.jp/magazine/18963

単にプログラミングの練習のためのデバッグでそのファイルを使いまわすといった場合, カレントディレクトリにおいてしまうか, 変数に絶対パスを入れ込んでしまうのが無難かと思います.

[退会済みユーザー]

exe化は飛躍しすぎかと。
atomやエクスプローラなどには絶対パスをコピーする機能があるのでそれ使えば簡単に絶対パスを張り付けることができます。

因みにOrangeEX-Juiceさんはなぜatomを使っているんでしょうか。
特に理由がないのであればVSCodeやPycharmなどほかのエディタに移りましょう。
atomはとある事件（買収）をきっかけに徐々に衰退しています。

[yosse95ai]

@yakitorii様
確かに飛躍しすぎました. ご指摘ありがとうございます.

@OrangeEX-Juice様
yakitorii様がおっしゃる通りで, 何か特別な理由がないのであればVSCode等に切り替えられることを強くお勧めします.
ここまで来て, 本来の質問であった

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pythonのopen関数でファイルを下のようにすると[ファイルがありません]とエラーになります。

w=open('script.py','r')

script.pyはDesktopの下にあります。絶対パスで実行したところしっかりファイルを開けたので、おそらくターミナルのように自分のいる位置関係しっかりしないとダメなのだろうと考えましたが、ネットや教材ではファイル名単体で開けていました。なぜでしょうか。pythonでも何か方法を使って移動しないといけないのですか？
環境はmacでatomを使っています。
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の本質的な部分からだいぶ離れてしまっています.
現在, 本来の質問の本質は解決したのではないでしょうか？

以上の理由で, 議論を終了させていただきます.

[OrangeEX-Juice]

お二人ともありがとうざいました！