UIKitでの参照型と値型について

Question

swiftでのUIKitフレームワークについて疑問に思ったことがあったので質問させてください。
ふとUILabelの公式のコードを見てみたところ、UILabelがclassで定義されていました。
classというと参照渡しになるはずなのに、複数のUILabel（）インスタンスを作ってそれぞれのプロパティを変更しても各々別の動きをすることに納得がいきません。これは値型で渡っているということでしょうか？もしくはインスタンス時にprototypeのようなインスタンスの値をコピーしたものを内部的に渡しているから実現できているのでしょうか？
どなたか詳しい方ご教授お願いいたします

Answer 1

classというと参照渡しになるはずなのに、複数のUILabel（）インスタンスを作ってそれぞれのプロパティを変更しても各々別の動きをすることに納得がいきません。

• classであっても複数のインスタンスがあればそれぞれのインスタンスは独立しています。多分そこから勘違いしています。

class C{
    var x:Int = 0
}

var c1 = C()
var c2 = C()

c1.x = 1
c2.x = 2

print(c1.x) // 1
print(c2.x) // 2

• 今回関係ないですが、値型/参照型と値渡し/参照渡しは異なる概念です。

(Swiftの用語として「参照渡し」公式では見つけられませんでしたが、他の「参照渡し」がある言語における参照渡しと同等の機能はSwiftでいう「In-Out パラメータ」なので、Swiftの参照渡しと言ったらこちらを指すと考えたほうが自然でしょう。)

Comments

[TsukubaDepot]

質問者の文面を見る限り、デザインパターン（プロトタイプパターンやファクトリパターンなど）とクラス単体の性質を混同されているように思えますね。