c++におけるmallocのNULLポインターの逆参照

Question

前提・実現したいこと

C++にて、新たな会員をリスト末尾に追加するプログラムを書いています。
提示されたプログラムの穴埋めをする方式で書いているので自分で変更できる箇所は限られています。(コード内で穴埋め箇所をコメントしました)
コンパイル時にエラーは見つかりませんでしたが、以下の警告が出ました。また、実行するとmain関数while文でエラーが出てプログラムが停止します(関数createMember、関数addを除いたwhile文だと実行できたため、警告が出た関数createMemberに問題があると考えています)。

発生している問題・エラーメッセージ

NULLポインター"m"を逆参照しています。
m->nameは0である可能性があります。この動作は、関数'strcpy'の指定に従っていません。

該当のソースコード

#define _CRT_SECURE_NO_WARNINGS /*自分のパソコンの環境上必要なため*/
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>

typedef struct MEMBER {
	char* name;
	int point;
	struct MEMBER* next; /*構造体のメンバはすべて穴埋め。名前、ポイント、次の要素へのポインタが必要*/
} Member;

Member* top;

Member* createMember(char* name, int pt)
{
	Member* m = (Member*)malloc(sizeof(Member)); /*sizeof(Member)が穴埋め*/
	m->name = (char*)malloc(sizeof(char) + 1); /*sizeof(char)が穴埋め。この行でエラー「NULLポインタ～」が発生*/
	strcpy(m->name, name); /*この行でエラー「m->nameは～」が発生*/
	m->point = pt;
	m->next = NULL;
	return m;
}

void FreeMember(Member* m)
{
	free(m->name);
	free(m);
}

void add(Member* m)
{
	if (top == NULL)
		top = m;
	else
	{
		Member* cur = top;
		while (cur->next != NULL)
		{
			cur = cur->next;
		}
		cur->next = m; /*else文内は全て穴埋め。最後尾に新たな会員mを追加する*/
	}
}

void printList(void)
{
	Member* p = top;
	for (int i = 1;p;p = p->next, i++)
	{
		printf("%d:%s[%d]", i, p->name, p->point);
		if (p->next)
			printf(" -> ");
	}
	printf("\n");
}

int main(void)
{
	FILE* fp = fopen("members.txt", "r"); /*memberx.txtはプログラムと同じソースファイル内に存在し、名前とポイント数が記載されています*/
	char buf[100];
	while(fgets(buf,100,fp))
	{
		char* name = strtok(buf, "\t\n");
		int pt = atoi(strtok(NULL, "\t\n"));
		Member* m = createMember(name, pt); /*(name,pt)が穴埋め*/
		add(m); /*mが穴埋め*/
	}
	fclose(fp);
	printList();
}
/*以下、members.txtのコピペ
Watson	1850
Greg	1320
Fald	990
Tiger	2500
George	3350
Nick	1080
Daily	704
Aoki	834
Jambo	910
Kuramoto	520
*/

試したこと

sizeof(Member)をsizeof(Member)*10へ変更
関数createMembr、addをmain関数から消しての動作確認

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

Visual studio2019 (質問前日に最新版へ更新済み、更新後も同様のエラーの発生を確認)

Comments

[ozwk]

* 警告とエラーは異なるものです
* strtokのところは両方とも本当に"\t\n"ですか?
* members.txtを見せてください。長い場合は数行でいいです、特に区切り文字がちゃんとタブ文字になっているかを見たいです

[ttz]

コメントありがとうございます。
警告とエラーが異なることは理解しています。strtokの箇所は2つとも\t\nで、members.txtは以下の通りです(コピペしたものです)
Watson 1850
Greg 1320
Fald 990
Tiger 2500
George 3350
Nick 1080
Daily 704
Aoki 834
Jambo 910
Kuramoto 520

[ttz]

一応ソースコード内にもコピペしておきます。

Answer 1

コンパイル時の警告に関してですが、

    Member* m = (Member*)malloc(sizeof(Member));
    m->name = (char*)malloc(sizeof(char) + 1);

malloc関数のエラー判定がないので、mallocからエラーリターン(nullポインタ)したときに
m->nameはnullポインタ参照になっちゃうよ！
ってコンパイラが注意したってことでしょうね。
まあ、穴埋め外のとこだし、メモリ使い切りしない限り発生しないから端折ったんでしょうね。
（学習用の課題としてどうかと思いますが。。。）

実行時の問題については、y_waiwaiさんcateyeさんの回答で回避できると思います。

Comments

[ttz]

ご指摘の通りエラー判定を追加したところ警告文は消えました。ありがとうございます。

Answer 2

たぶんこう↓

    Member* m = (Member*)malloc(sizeof(Member)); /*sizeof(Member)が穴埋め*/
    size_t len = strlen(name);
    m->name = (char*)malloc(len + 1); /*sizeof(char)+1が穴埋め。この行でエラー「NULLポインタ～」が発生*/

あと、malloc()は,復帰値のエラーチェックを・・・
[追記]

Member* m = (Member*)malloc(sizeof(Member));
if(m != NULL){
    m->name = (char*)malloc(strlen(name) + 1);
}else{
    return NULL;
}

・・・としても、警告に成りますか？

Comments

[cateye]

穴埋めなら
m->name = (char*)malloc(strlen(name)+ 1);

[ttz]

ありがとうございます。
2つとも実際に確認させていただきましたが、質問内容と同じ警告が出てしまいました...

[ttz]

すみません、mallocの復帰値についてのご指摘があったのを忘れていました。
m、m->name両方についてNULLポインターだった場合の処理を追加したところ警告文自体は消えました。ありがとうございます。

Answer 3

m->name = (char*)malloc(sizeof(char) + 1);

これ、２バイトしか確保してませんが、そんでいいんでしょうか

Comments

[ttz]

すみません、ミスがありました。
該当の行についてですが、穴埋めとなっていたのはsizeof(char)のみで、+1は提示された穴埋めプログラムに元々書かれていました。

[y_waiwai]

なんかの課題か宿題でしょうか

[ttz]

大学の課題です。
穴埋め箇所に入れた文と実行結果をレポートに書くことになっているので、基本的には穴埋め箇所以外は変更なしで完成させないといけないようになっています。

[y_waiwai]

ならまずは、コードが何をしているのか理解することからはじめましょう。
アテズッポでコード書いてもどにもなりません

[ttz]

malloc関数については学習済みのため(mallocを使用したプログラムもいくつか書いています)自分ではある程度理解しているつもりでしたが、もし他の方から見て理解度が足りないようでしたら申し訳ありません。
また、この質問を閲覧してくださった方に誤解されないよう訂正させていただきますが、自分は当てずっぽうでこのプログラムの穴埋めを行っているわけではありません。