自分は競プロは teratail の質問に回答するときぐらいしか問題を解いたりはしないので、参考にならないかもしれませんが、普段 Python、C++ を使っています。
競プロ界隈ではだいたいC++が一番多くて次点でPython(PyPy含む)みたいな勢力図なのかなぁと勝手に思っているのですが、皆さんはこの二択を迫られた場合はどうされますか?
個人的にはC++よりPythonで実装したほうが開発時間が大幅に短縮される気がするのでTLE吐かれない限りはPython使うのはかなりアリな選択肢何じゃないかと思ってます。
競プロを通してなにを学びたいかによるのではないでしょうか。
言語の勉強を兼ねるなら、その言語で競プロをやると、言語仕様やライブラリにも詳しくなれるのでいいのではないでしょうか。(Python 使えるようになりたいなら Python)
アルゴリズムの勉強をメインにするなら、Python より C++ を選択することをおすすめします。
理由は、Python はライブラリが充実してるためそれらを活用するとアルゴリズムの実装の勉強にはならないということと、Python は C++ に比べて100倍ぐらい遅いため、Python の標準ライブラリを使わないで、愚直に for 文を書いたりすると、アルゴリズムは全く同じでも TLE になったりします。
TLE にならないためには、内包記法を使う、numpy や標準ライブラリを使うとかアルゴリズムの計算量とは関係ない部分で高速化に気を使う必要が出てきます。
numpy や標準ライブラリを使うほうがなぜ早いのかというと、それらは C で書かれていて、Python からはそのコードを呼び出しているだけだからです。(計算量は全く同じでも for で加算するより sum() を使うほうが早い)
なので、Python で高速化するにはできるだけ Python 上でコードが実行されないようにするという本末転倒?なことになります。
要は慣れの問題でC++でもPythonなどのスクリプト言語にそう大差つけられずにさくっと実装できるもんなんですか?
競プロを解くために必要なコード量は数十行 ~ 百行程度なので、その言語に同程度に習熟していると仮定するならば、C++ と Python どちらで書いてもコーディングにかかる労力はさほど変わらないと思います。