JAVA演算子、インクリメントとデクリメント

Question

画像のコードはなぜa++;がa=10+1;と同じになるのですか？

a++は後置のため、a=10と同じではないのでしょうか？

Answer 1

インクリメントの前置、後置には、よく「先に加算される」「後から加算される」という説明がなされていますが、これがまず混乱の元だと思います。

実際にはどちらも、式の評価(実行)と同時にaの値が加算されます。
では何が違うのか？というと、違いが出るのは式の値になります。

式の値とは、a++や++aという式の持つ値の事です。

例えば、a=10の時、b=a+1と書いて、bに代入されるものが、a+1という式の値(11)です。
a+1と書いてもaの値は10のままで変化しない事から、式の値と変数自体の値は別である事はわかると思います。

それを踏まえてインクリメントを見ると
a++、++a共に、aという変数の値は即時に加算されます。
しかし、
a++の場合は式の値は加算前のもの
++aの場合は式の値は加算後のもの
となる事が違いとなります。

つまり、a++と++aの差が出るのは、式の値を使う場合、例えば式の値を更に他の変数に代入するとか、他から参照するとかの場合だけになります。

それはせずに単体で、a++や++aと書いた場合、特に両者に違いはありません。

(後から加算の「後から」って何時だよ？って私も昔思った事がありました)

Answer 2

x = 10;//xは10となる。
System.out.println(x++);//10と表示され、xは11となる。
System.out.println(x);//11と表示される。
System.ouot.println(++x);//xは12となり、12と表示される。

例えば上のようになります。

Answer 3

”単独で記述した場合は”とあるので、aの値の変化だけを説明しているのだと思います。

Comments

[momon-ga]

ご認識の通り
b = a++;
と、した場合のbは、加算される前のaが代入されます。

[momon-ga]

書かないと思うけど・・・
a = a++;
って、やると、直感的でない変更(未変更)になるので注意
https://teratail.com/questions/196697

Answer 4

x=a++;ならxは10ですが、この実行後ではaは更新されているので11です。

x=a:なら、実行後xもaも10です。