exportコマンドを使用した環境変数の他シェルからの参照

Question

シェル変数にexportコマンドを実行し環境変数にした後、新しくシェルのタブを開き先ほどの環境変数をenvコマンドで確認したところ存在しませんでした。(exportを実行したシェルからは確認できます。)
シェル変数はエクスポートすることで環境変数となり、他シェルからも使用できるようになるといった理解をしておりましたが何か勘違いをしているのでしょうか。ご教示ください。

$ testvar="TESTVAR"
$ export testvar

環境:
Ubuntu 20.04
VirtualBox 6.0.20
graphical.targetで起動しています。

Answer 1

既に回答のある通りですが

• 環境変数はプロセス(アプリの実行単位)毎に保持するデータです
• 環境変数は、なにか不思議な力で、システム全体へ設定をばらまくような性質のものではありません。
• 環境変数は、起動したプロセスへ引き継ぐという慣習によって、あたかもプロセス間で情報を共有しているかのように扱えるデータです。

参考: https://qiita.com/angel_p_57/items/480e3fd4552e52199835

Answer 2

シェルということに限定して考えるから、勘違いするのです。
すべてプロセスだと考えて下さい。

・カレントプロセス→子プロセス：環境変数を継承。

・別プロセス同士：環境変数は独立。

Answer 3

「シェル変数はエクスポートすることで環境変数となり、他シェルからも使用できるようになるといった理解をしておりました」は、勘違いです。

それぞれ、独立しています。ログインシェルで書けば、ログイン時に定義されるので使用できますが。
他シェルからは、使用できません。