別ファイルの関数呼び出し時のリストについて

Question

main.py

import sample

for num in range(5):
	sample.add_num()

sample.py

num_list=[]

def add_num():
	num_list.append(1)
	print(num_list)

上記のプログラムの時、main.pyを実行するとiのリストの値が記憶されたままになっており、num_listに値がどんどん追加されてしまいます(実行結果1)。

実行結果1:
[1]
[1, 1]
[1, 1, 1]
[1, 1, 1, 1]
[1, 1, 1, 1, 1]

実行結果2のように、呼び出しのたびに新しいnum_listを用意したいのですが、どのようにすれば良いのでしょうか？

実行結果2：
[1]
[1]
[1]
[1]
[1]

sample.pyに関して、add_numメソッド以外にもメソッドを用意してnum_listを参照したいのでグローバルで宣言しています。このグローバル宣言が原因なのでしょうか？

Answer 1

原因

num_list をグローバルに定義しており、
且つ、num_list.append(1) で要素を追加し続けているためです

解決方法

num_list はグローバルに参照したいという要件がありますので、
定義はそのままにしておきます

初期化のためには、append() を呼び出すのではなく、
リストを代入し直します:

num_list=[]

def add_num():
    global num_list
    num_list = [1]
    print(num_list)

実行結果:

$ python main.py
[1]
[1]
[1]
[1]
[1]

Comments

[edamame11]

main.pyで繰り返しsample.pyを呼び出してるのですが、
num_listが値を記憶しているのか前の値に追加して1が入ってしまうのです。
呼び出しのたびにnum_listを初期化したいのですがうまくいかず質問させていただきました。

[y_shinoda]

回答を更新しました

[edamame11]

グローバル宣言でnum_list=[]で初期化しているため呼び出しのたびに空のリストが生成されると思っていたのですが違うのですか？

[y_shinoda]

グローバル宣言は、
ファイルをモジュールとして import した瞬間にコードの上から順に評価されます
このときに変数が存在するようになり、同時に初期値の代入が行われます

グローバル変数の呼び出し時は代入文は評価されず、
代入されている値が参照されるのみとなります

[edamame11]

なるほど、最初のimportのときにしか見ないため2回目のループ以降は初期化されずに値が残っているのですね。理解しましたありがとうございます。

[y_shinoda]

global num_list
の宣言を忘れていました、失礼しました・・

Answer 2

関数の中で初期化すれば良いだけでは？