manコマンド等を使ってC言語の予約語の定義を確認できるか。

Question

manコマンドを使ってC言語のリファレンスや予約語の定義を確認することは可能でしょうか。
manコマンドでなくても、terminalから確認できるのであれば知りたいです。

C言語のライブラリの確認ができるので、文法的なところも確認できると良いなと思いました。

例えば、#defineってなんだったけ?とか、main関数の引数の意味を確認したり、void型の解説を読んだりということが,terminalからできると良いなと思ったんですが、標準の機能で表示させることはできますでしょうか。

man define

では、出ないので、なにか以下のサイトのように一覧になっているものを見ることができるとか、ありますでしょうか。

C言語 - cppreference.com

よろしくおねがいします。

環境は以下です。
ProductName: Mac OS X
ProductVersion: 10.15.6

Answer 1

C言語の標準の定義で、多少古いC99で良ければJISX3010で検索すれば規格書が見つかるはずです。一覧性は甚だ低いですが。

キーワード(予約語)はその6.4.1
auto enum restrict unsigned break extern return void case float short volatile char for signed while const goto sizeof ̲Bool continue if static ̲Complex default inline struct ̲Imaginary do int switch double long typedef else register union

また、前処理指令(プリプロセッサ命令)は6.10にあります(抜き出すの面倒だから自分で見て下さい。)

これだけなので、自分で表を作ってファイルを覗けばいいんじゃないですか?

gccの拡張とか言い出すとどこにまとまっているのかは知りませんが...

Answer 2

ターミナルから利用しやすいドキュメントといった形で十分に保守されているものは思い当たりませんが cppreference が提供している内容はオフライン版としてアーカイブにまとめられたものが用意されています。

どうにかしてこれらを man や info で読める形式に変換するか、 browsh などのターミナルで動くウェブブラウザで読むといった方法が考えられます。

ターミナルで読むことに強いこだわりがあるのでなければ Dash がオススメです。

Answer 3

(あくまで自分の知る範囲ではとお断りした上で…、)Cの言語仕様に関するマニュアルは少なくとも標準配布の範囲では無いと思います。

マニュアルの章立ては「man man」より引用すると次のようになっています。

次の表はマニュアルの section 番号およびその section に含まれるページの種類を示します。

1 実行プログラムまたはシェルコマンド
2 システムコール (カーネルが提供する関数)
3 ライブラリー呼び出し (プログラムライブラリーに含まれる関数)
4 Special files (usually found in /dev)
5 ファイルの書式と慣習 (例: /etc/passwd)
6 ゲーム
7 Miscellaneous (including macro packages and conventions), e.g. man(7), groff(7)
8 システム管理コマンド (通常は root 用)
9 カーネルルーチン [非標準]

それぞれのセクションに関する説明は「man 1 intro」のような形で、各セクション番号の「intro」というマニュアルで確認できます。

またマニュアルファイルは、「/usr/man/man?/」「/usr/share/man?/」辺りに格納されていると思うので眺めてみると良いと思います。

あるとすれば、7セクション(または5セクション)あたりだと思います。
実際「man 7 operator」というマニュアルもありますがこれは例外で、少なくともCの言語仕様を網羅的に説明しているようなマニュアルファイルがあるような形跡はありません。

operator - C 言語の演算子の優先順位と評価の順序

Answer 4

UNIX(Linux)系のプラットフォームをお使いということですよね？

先ず、C言語のマニュアルページがお使いのプラットホームにインストールされていることが前提です。

私の環境(CentOS 7.8)は未インストールだったので記憶を頼りに回答します。

ライブラリ関数やシステムコールであれば、セクション番号を指定して表示できると思います。
但しセクション番号を指定しないと、目的とは異なるマニュアルページが表示される場合もあります。

man printf
と
man 3 printf
とでは表示内容が異なったりします。

わたしの　環境ではman printf はUser Command(1)としてのprintfが表示されます。

C言語のprintfはライブラリ関数なので、man 3 printfで表示されると思います。
※3 はマニュアルのセクション番号です。
（システムコールならセクション2です）

defineとかあったかなぁ。。。

###追記
Man pageを自作する場合のお作法
[UNIX(Linux)系のプラットフォームをお使いということですよね？

先ず、C言語のマニュアルページがお使いのプラットホームにインストールされていることが前提です。

私の環境(CentOS 7.8)は未インストールだったので記憶を頼りに回答します。

ライブラリ関数やシステムコールであれば、セクション番号を指定して表示できると思います。
但しセクション番号を指定しないと、目的とは異なるマニュアルページが表示される場合もあります。

man printf
と
man 3 printf
とでは表示内容が異なったりします。

わたしの　環境ではman printf はUser Command(1)としてのprintfが表示されます。

C言語のprintfはライブラリ関数なので、man 3 printfで表示されると思います。
※3 はマニュアルのセクション番号です。
（システムコールならセクション2です）

defineとかあったかなぁ。。。

###追記
Man pageを自作する場合のお作法
MANPAGES

Comments

[Kchan_01]

ご返答ありがとうございます。
私のリファレンスの認識が間違っていました。確認したいのはint, char, struct, define, mainなどの予約語の定義です。

質問が間違っていたので、書き換えさせていただきました。
ありがとうございます。

[DreamTheater]

予約語は関数に比べ量が少ないですし、オンラインマニュアル化したとしても、利用するのは始めのうちだけじゃないかと思いますよ。
自作してオンラインマニュアルにすることも可能ですが、作っているうちに覚えてしまうかとWw
参考サイトを回答に追記しておきますね。