文字が一致するか比較するif文がわからない

Question

###実現したいこと
文字列s[7]とt[7]が一致していたらsame,そうではなくて大文字と小文字の違いだけであったらcase-insentive,これらに該当しなかったらdifferentを出力したい。
以下私の考え方です。
0. 文字が一致している->cnt++
0. 1が一致していないとき、s[i]が大文字でt[i]が小文字のとき、またはs[i]が小文字でt[i]が大文字のとき、それぞれを大文字または小文字変換してそれがt[i]と一致すればカウント->cnsup++またはcnlow++
0. 上記以外になったとき->cdiff++

回りくどい気がしますが私が思いついたのはこの程度です。
###問題点
一致しないカウントのcdiffは何をいれてもカウントが0になってしまう。
printf("もはや全部違う\n");でwhileの最後のifを通過したかどうか確認してみたが出力されることはなかった。
実行例

s: AbcDe
t: AbcDf
一致cnt= 5  大文字小文字cnsup= 0  小文字大文字cnlow= 0  違うcdiff= 0
--------------------------------------------------------------------
文字列を入力してください
s: AbCdE
t: AbcDe
s[2]が大文字でt[2]が大文字のとき
s[3]が小文字でt[3]が大文字の時
s[4]が大文字でt[4]が大文字のとき
一致cnt= 3  大文字小文字cnsup= 2  小文字大文字cnlow= 1  違うcdiff= 0
case-insensitive
-------------------------------------------------------------------
文字列を入力してください
s: AbcDe
t: AbcDe
一致cnt= 6  大文字小文字cnsup= 0  小文字大文字cnlow= 0  違うcdiff= 0
same

###コード

//文字列の比較1

#include<stdio.h>
#include<ctype.h>

int main(void)
{
    char s[7],t[7];
    printf("文字列を入力してください\n");
    printf("s: ");
    fgets(s,7,stdin);
    printf("t: ");
    fgets(t,7,stdin);

    int cnt,cnsup,cnlow,cdiff;
    cnt=0;
    cnsup=0;
    cnlow=0;
    cdiff=0;
    int i=0;
    while(t[i]!='\0'){
        if(s[i]==t[i]){ //小文字大文字もすべて一致
            cnt++;
        }else if(isupper(s[i])){ //s[i]が大文字で
                   if(islower(t[i])){ //t[i]が小文字の時
                       printf("s[%d]が大文字でt[%d]が大文字のとき\n",i,i);
                       char isi=tolower(s[i]);
                          if(isi==t[i]){ //s[i]を小文字に変換して一致したらOK
                               cnsup++;
                            }
                    }
        }else if(islower(s[i])){ //s[i]が小文字でt[i]が大文字の時
                  if(isupper(t[i])){
                      printf("s[%d]が小文字でt[%d]が大文字の時\n",i,i);
                      char isl=toupper(s[i]);
                        if(isl==t[i]){ //s[i]が大文字変換して一致したらOK
                            cnlow++;
                        }
                    }
        }else{ //もはや文字が違う時
        printf("もはや全部違う\n");
            char isi=tolower(s[i]); //小文字
            char isl=toupper(s[i]); //大文字
            
            if(isi!=t[i] || isl!=t[i]) cdiff++; //小文字を大文字に変換しても大文字を小文字に変換しても一致しないとき
        }
        i++;
    }
    printf("一致cnt= %d  大文字小文字cnsup= %d  小文字大文字cnlow= %d  違うcdiff= %d  \n",cnt,cnsup,cnlow,cdiff);
    if(cnt==6){ //\0を含めて一致している
        printf("same\n");
    }else if(cdiff>0){
        printf("differnt\n");
    }else if(cnsup>0||cnlow>0){
        printf("case-insensitive\n");
    }

    return 0;
}

Answer 1

if に対応する else が無いところがあるのが問題です。

次のように考えればもっと簡単になります。

2つの文字列のどちらかが終端になるまでループ

• 大小を無視しても異なれば、different 確定。
• そうでなくて、一致しなければ case-insensitive の可能性あり。

ループ終了後、

• different 確定か、どちらかが終端になっていなければ different。
• そうでなければ、case-insensitive または same。

#include <stdio.h>  // printf, puts, fgets
#include <ctype.h>  // tolower

int main(void)
{
	char s[100], t[100];
	puts("文字列を入力してください");
	printf("s: "); fgets(s, sizeof s, stdin);
	printf("t: "); fgets(t, sizeof t, stdin);
	int different = 0;
	int case_insensitive = 0;
	int i;
	for (i = 0; s[i] && t[i]; i++) {
		if (tolower(s[i]) != tolower(t[i])) { different = 1; break; }
		if (s[i] != t[i]) case_insensitive = 1;
	}
	if (different || s[i] || t[i]) puts("differnt");
	else if (case_insensitive) puts("case-insensitive");
	else puts("same");
	return 0;
}

Comments

[langhtorn]

ありがとうございます。

Answer 2

                   if(islower(t[i])){ //t[i]が小文字の時

この if()が falseの時、何もカウントされません。ここで、違うをカウントすべきでは?
また、

                  if(isupper(t[i])){

も同様。
なお、入力の最後の \nも比較されてますが、必要?

        }else{ //もはや文字が違う時

ここに来るのは、s[i]が、t[i]に一致せず、英字以外の時ですね。

Comments

[langhtorn]

回答ありがとうございます。

Answer 3

これはif文とelse文の対応（というべきか？）に起因する問題ですね。
PAST2020 Aだと思いますが、その場合入力は英大小文字のみなので、

}else if(isupper(s[i])){ //s[i]が大文字で

英大文字の場合ここでキャッチされ、

 }else if(islower(s[i])){ //s[i]が小文字でt[i]が大文字の時

英小文字の場合ここでキャッチされ、

        }else{ //もはや文字が違う時
        printf("もはや全部違う\n");
            char isi=tolower(s[i]); //小文字

ここに到達することはありません。

これをそのままのコードの構造で解決するのはなかなか面倒なので、アルゴリズムから見直すことにしましょう。
質問者様のやりたかったことは、

1. s[i] == t[i]なら、cnt++
2. s[i]が大文字かつt[i]が小文字のとき、tolower(s[i]) == t[i]なら、cnsup++
3. s[i]が小文字かつt[i]が大文字のとき、toupper(s[i]) == t[i]なら、cnlow++
4. どの条件も満たさないとき、cdiff++

だと思われますが、この2と3は区別する必要がないのではありませんか？

例えば、もうどちらも小文字に変換してから比較すれば、どちらが元々どうだったか考える必要はありません。

こういうのはどうでしょう。

1. s[i] == t[i]なら、cnt++
2. tolower(s[i]) == tolower(t[i])なら、cnlow++
3. どの条件も満たさないとき、cdiff++

また、もしかすると、カウントする必要すらないのではないでしょうか。

Comments

[langhtorn]

自分の考えは回りくど過ぎました????ありがとうございます。

Answer 4

else if(isupper(s[i])の判定で分岐してしまえば、それ以降のelseに流れることはありません。ということで、「s[i]が大文字で、t[i]と（大小を無視しても）全く違う文字だった」という場合には、何の処理もなされないことになります。

他にも同様に、何の処理も行われないパターンがあります。

Comments

[maisumakun]

「全く違う」文字数は直接カウントせずに、処理した文字数 - 残りの条件に当てはまった文字数、で算出するのが手軽かと思います。

[langhtorn]

最後のifを判定してくれない理由がよくわかりました。ありがとうございます。

Answer 5

//文字列の比較1

#include<stdio.h>
#include<ctype.h>

int main(void)
{
    char s[7],t[7];
    printf("文字列を入力してください\n");
    printf("s: ");
    fgets(s,7,stdin);
    printf("t: ");
    fgets(t,7,stdin);

    int cnt,cnsup,cnlow,cdiff;
    cnt=0;
    cnsup=0;
    cnlow=0;
    cdiff=0;
    int i=0;
    while(t[i]!='\0'){
        if(s[i]==t[i]){
            cnt++;
        }else if(tolower(s[i])==tolower(t[i])){
            cnlow++;
        }else{
            cdiff++;
        }
        i++;
    }
    //printf("一致cnt= %d  大文字小文字cnsup= %d  小文字大文字cnlow= %d  違うcdiff= %d  \n",cnt,cnsup,cnlow,cdiff);
    if(cnt==6){ //\0を含めて一致している
        printf("same\n");
    }else if(cdiff>0){
        printf("different\n");
    }else{
        printf("case-insensitive\n");
    }

    return 0;
}

/*実行結果
文字列を入力してください
s: AbcDe
t: AbcDe
same
-----------------------
文字列を入力してください
s: ABcDe
t: AbcDf
different
-----------------------
文字列を入力してください
s: AbcDe
t: ABcdE
case-insensitive
*/

Comments

[kazuma-s]

s: abcd
t: abcd
case-nsensitive
5文字未満は入れてはいけないのですか？

[langhtorn]

条件に長さ5文字と書いてありました。