virtualenvが存在する理由

Question

【pythonの仮想環境について】
現在、WEBアプリケーションの開発について勉強をしています。
その中で、「virtualenvのような仮想環境を使うと良い」とよく聞きますが意図が
つかめません。こちらについて教えていただきたいです。

[環境]
centOS7(さくらVPS)
python3.6
django
nginx
gunicorn

上記のような環境で開発をしたい場合、python3.6 django gunicornについてvirtualenvにてpip install
がされていました。
【質問】
1.CentOS7の環境にpython3.5が仮に入っている場合、virtualenvで仮想環境を作れば、python3.6をインストールする
ことが可能ですか？さらにその際に干渉しないですか？

2.virtualenvでdjangoをインストールしたとき、virtualenvで指定した仮想環境内でしかdjangoは使えないですか？それとも、
仮想環境から抜けたcentOS内でもdjangoが使えますか？

3.virtualenvのhogeという仮想環境にdjangoを入れた場合、別の仮想環境fugaでdjangoを使いたい場合は再度fuga内で
pip install djangoが必要になりますか？

4.virtualenvを使う際と、使っていない債のpip installの保存先は変わりますか？
何もしていない状態：pip install django(仮想環境ではない)
仮想環境を起動した後:pip install django
この両者でdjangoのインストールされたファイルの場所は変わるのでしょうか？

一部分でも回答いただければ喜びます。
よろしくお願いします。

Answer 1

1. NOです。「python3.6をインストールする」はpyenvの範疇です。
2. 前者です。「virtualenvで指定した仮想環境内でしかdjangoは使え」ません。
3. YESです。仮想環境はそれぞれ独立しています。
4. 変わります。「virtualenvを使う」とアクティベート中の仮想環境内にインストールされます。

Comments

[aygakusei]

回答いただきありがとうございます。
1問目の回答に対して質問させてください。

自身の認識では、pythonのバージョンアップによってライブラリが動かない時などにリセットしやすくするため仮想環境を用いているイメージでした。(python3.6で動いていたが、djangoの影響でエラーを吐くようになったのでpython3.7を使うことにするとかですか？？)

互換性が出なくなった時のリセット用というイメージだったので、python3.6自体もリセット対象だと思ってました。

どのような時にどのような基準で仮想環境を作って作業するべきなのでしょうか？

[YouheiSakurai]

https://docs.python.org/ja/3/library/venv.html
仮想環境には、仮想環境ごとの site ディレクトリがあり、これはシステムの site ディレクトリから分離させることができます。

上記がvenvでできることです。これが必要なければ可能環境は作らなくても良いです。私でも普段は仮想環境なんか作りません。

[aygakusei]

ありがとうございます！もう少し勉強してみます！