その問題がないかどうかの確認作業の手間を省くためにも
仮想環境の構築をお勧めします。
一応、ライブラリの競合に関してだけは bottle は、
シングルファイルなので外部依存はありません。
極端に言うと、ファイル1個のコピーで済むので、
環境には flask をインストールし、
bottle はプロジェクトにコピーしてしまってもよいです。
(※お勧めという意図ではありません。管理が面倒になります。せめて pipenv でプロジェクト下で管理)
不要なライブラリを環境に混在させると、
例えば、問題が起こって不具合報告をしようとする時に、
余計なライブラリの影響がないことを保証するためにも、
クリーンな環境を再度構築する必要があります。
pip freeze でインストールしたライブラリ一覧を出力し報告したとして、
皆が bottle はファイル単体なので依存なしと知っているわけではありません。
不要なものは省いておいたほうが良いです。
因みに、他に影響がないかを調べるコストのほうが高く付きます
全部は出来ないので、調査方法の一例を上げると
- 環境変数等で競合が起きないか
bottle.py ファイルを os.environ
で検索
環境変数のキーは BOTTLE_
プレフィクスがあるので問題はなさそう。
~といった感じで、他に競合する可能性のある項目を調べるとして、
何処まで確認するか、確認漏れがないことは、どのように保証できるのでしょう。
環境を別けたほうが確実で、客観的に影響がないことを示せます。
結論: 仮に実際に影響がなかったとしても、辞めておいたほうが良い。
bottle が将来のアップデートで方針を変えてこないという保証はありません。
(依存なしというのはコンセプトとして挙げてるので、方針を変えるのは考え難いですが、
その辺りの事を考えないといけない時点で既に、余計なリスク判断が手間となってます)
また、実際に bottle で作ったプログラムの依存ライブラリが bottle のみだとは限りません、
テンプレートエンジンや、WSGI サーバー等、組み合わせて使ったライブラリとその依存ライブラリ迄影響範囲は波及します。
(将来的に bottle + 他のライブラリで何か作るケースも含む)
楽したいなら素直に別の仮想環境構築です。