Linuxで/tmpを/var/tmpへのシンボリックリンクにしたらOSが正しく起動しない

Question

前提・実現したいこと

UbuntuベースのZorin OS 15.2 Coreです。
(Ubuntuとあまり変わらないと思ったのでUbuntuのタグをつけました。不適切であれば取り外します。)

新しくOSをインストールしたのですが、こちらにあるように/tmpを/var/tmpへのシンボリックリンクにしたところ問題が発生しました。
必ずしもこれをする必要はないのですが、リンクURLのようにしてLinuxを使いたいと思い質問しました。

発生している問題

まずOSの起動時にいつもよりOSロゴが表示されている時間が長くなりました。
その後、ユーザーログインの画面に切り替わるのですが、パスワードを入力、Enterをすると通常時同様テキストボックスやボタンなどが消え処理が進んだかに見えたところで停止してしまいます。しばらくすると背景画像なども消えて真っ暗になり、そこからは何もできなくなります。

問題発生まで何をしたか

/tmpの中身をまるごと/var/tmpへコピー
その後/tmpを削除し、/var/tmpへ飛ぶシンボリックリンク/tmpを作成
そして再起動をすると問題が発生するようになりました。

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補足等必要でしたら質問に追記して参ります。
解答よろしくお願いします。

Answer 1

どう切り分けるか、なんですが

ユーザーログインの画面に切り替わるのですが、パスワードを入力、Enterをすると…

これはGUIログイン画面ですかね。テキストモード ( Ctrl+Alt+F1～F6あたり? ) でログインしてログを見られないか、というのが1つ。

あとは月並みですがSELinuxの影響があったりしないか。grub起動時にSELinuxを無効化してどう変化するか。
参考: https://okisanjp.hatenablog.jp/entry/archives/771

※なんとなくですが、/tmp → /var/tmp のシンボリックリンクのSELinuxラベルの問題な気がしてます。あるいはコピーしたファイルのラベルか。
参考: https://serverfault.com/questions/177061/how-do-i-assign-an-selinux-label-to-a-symlink-with-semanage-so-it-persists-after

Comments

[退会済みユーザー]

selinuxははじめから無効化されていました。
テキストログイン→journalctl -bをしたところ(たしか)dbus-daemonが何度もorg.freedesktop.RealtimeKit1の実行に失敗(タイムアウト)していました。
途中フリーズしてしまい、電源ぶつ切りで再起動したところ今度はテキストログインまで出来なくなってしまいました。
これは諦めろということですかね..

[pepperleaf]

起動時のエラーログとかないのでしょうか?
/tmp のシンボリックリンクで問題という事だけど、そんなのあり? と思うのですが、この辺、詳しくないのでコメントまで。

[退会済みユーザー]

不安定なようでいま再びテキストログインに成功しました。
/var/log/syslogをひらくと、org.freedesktop.*とrtkit-daemon.serviceに関するエラーが頻繁に見つかりました。どちらもdbus-daemonとsystemdから吐かれていました。が、どちらもpulseaudioに関わる部分のよう？で問題の本質ではないような...

@pepperleaf 私も/tmpをいじってデスクトップの起動ができなくなるとは思ってもみませんでした。大事なデータがあるわけでもないので最悪OSを入れ直せば済む話ではあるのですが...

[pepperleaf]

元々の /var/tmpはどうなってたか? パーティションの設定次第ですが、どこかにマウントしてるとか無いのでしょうか? 昔、見てた unixだとマウントしてるのが多かった。起動時に、そのタイミング次第で問題が無い? とふと思った次第。 あ、/tmp のマウントとありですね。

[退会済みユーザー]

/varは/tmpとは別パーティションになっています。したがって/tmp→/var/tmpのシンボリックリンクはパーティションをまたいでいます。
もともとの/tmpはパーティションを分けていないのですが、この場合マウントポイントは/(root)と同じになるのでしょうか？
このあたりの私の知識不足が今回の原因かもしれないですね。

[angel_p_57]

systemd の PrivateTmp の機能関連で、/tmp = /var/tmp だとまずいのかなと思ったのですが、手元の CentOS7 で "mv /tmp /tmp.org; ln -s /var/tmp /tmp; systemctl reboot" してGUIログインしても、特に問題が見当たりませんでした。
そのZorinOSとCentOSでまた構成に違いがあるのかもしれませんが、申し訳ありません。ちょっとお役に立てなさそうです。

[pepperleaf]

Unixサポート時(大昔)に、見た事はあるのですが、Linuxでは追った事がありません。それで、起動時のタイミングで問題が発生した? 程度しか、言えなくて申し訳ないです。(Mountする前になんかして、Mount後に消えたとか、そんな事を考えました)

[退会済みユーザー]

@angel_p_57 やはり/tmpの操作で障害が出ること自体が不思議なことなんですね。検証までしてくださりありがとうございました。
@pepperleaf 心当たりが一つ浮かびました。最初のコピー時、フォルダ内のソケットファイル(?)はコピーできなかった記憶があります。もしそれらをコピーできたら解決する気がしてきました。ただ軽く調べた感じコピーはできなさそう...

[退会済みユーザー]

/tmpをつくると問題がなくなりました。
そこで「中身が空ならどうだろう？」と/tmp, /var/tmp両フォルダの中身を削除してから再起動。これもうまくいきました。最後に/tmpを消してシンボリックリンクを作成(/var/tmpを再び空に)して再起動。ダメでした。やはりシンボリックリンクになった途端不都合が生じるようです。

もうしばらく待っても解決できる回答がなければ諦めてOSを再インストールしますね。
お二人ともここまで助力いただきありがとうございました。