コマンド ls -l で出力されるtotalについて

Question

macOS Catalina バージョン10.15.2　シェルはbashを使っています。

mkdir testにてtestディレクトリを作成後cd testでtestディレクトリに移動後test1というファイル作ります。

その後にtest1のファイルのなかに適当にhello worldなどのような少ない文字を保存させます。

これらを完了した後、testディレクトリにて
ls -l
を実行させると
testファイルの詳細と一番上にtotal 8と表示されますが、このtotalは何を意味しているのでしょうか？

調べたところls -lコマンドで表示されるファイルの詳細にはファイルサイズを表しているものが出力されるが、このtotalは実際にファイルに保存されているファイルサイズではなく、ファイルシステムを使った保存？でデフォルトだと512バイトを１ブロックとした時のブロック数の合計を表していると認識しました。

しかし、上記のようにtest1ファイルにてhello worldのような高々10~20バイト程度のファイルサイズしかないこのファイルが使用しているブロック数は1であるように思えます。

なぜtotal 8と表示されるのでしょうか。

ちなみに、touch test1としてファイルを作成した時（ファイルの中に何も存在しない時）はtotal 0と出力されました。
ls -sでも個々のファイルが使用しているブロック数？を確認することができます。

Comments

[cateye]

macOSはLinuxでは有りません。タグを消して下さい。

Answer 1

ls -sの表示は512バイトを1ブロックとして数えたものですが、実際のディスク上のファイル領域の最小割り当てのサイズは、管理領域のサイズ削減や、速度向上のためにもっと大きいサイズでなされます。
ls -sでそのファイルが8という表示だったのであれば、最小割り当て単位が4KBのはずです。

参考：クラスタ (記憶媒体) - Wikipedia

Comments

[kurukururin]

解答ありがとうございます！
大まかに理解できました。