クラスのメンバ変数でアロー演算子を用いる理由について

Question

#include <iostream>

class Clock
{
public:
    int hour;
    int minute;
    Clock(int hour, int minute);  // コンストラクタ
};

Clock::Clock(int hour, int minute)
{
    this->hour = hour;
    this->minute = minute;
}

int main()
{
    Clock c(6, 30);
}

コンストラクタ
というソースコードがあったのですが、クラスのメンバ変数を使う時はドット演算子を使うのではないでしょうか(ポインタでないのに)。
ここでアロー演算子が使われている理由を教えていただきたいです。

Answer 1

ひとことで言えば this がポインタなのはそういう仕様だからとしか言いようがないのですが、 this が参照でなくポインタという仕様にしたのは何故かというのは this が導入された頃の C++ (その頃はまだ C++ という名前がついておらず C with Classes と呼ばれていました) には参照がなかったということが設計者の著書の中で書かれています。

コンストラクタが起動した時点では this が NULL であることはないはずなので、 this が参照だったとしても辻褄が合わなくなったりはしません。 今の視点で見ればむしろ this は参照であるべきに見えます。

仕様に不合理な点もたくさんありますが、長い時間をかけて発展していくなかで辻褄を合わせていくとそういうこともあります。

Comments

[episteme]

あ、古文書の発掘ありがとですwww
# もう15年になるんだなー(遠い目

[cateye]

2005/01/18・・・今、ちょっと読み返してみました。・・・なつかしいｗ

[kazamaru]

みなさまご回答ありがとうございます！
コメント、アンサー拝見していたのですが返信、ベストアンサーの決定しておらず失礼致しました。

Answer 2

thisはポインタです．

Comments

[kazamaru]

ありがとうございます！