WSLでVagrant upした時に出てくるwritableの問題の対処法

Question

WSLのubuntuからvagrant upしたところ、このようなメッセージが来てしまいました。writableになっているので安全上問題があるのかと思いましたが、/mnt/cを使わずに普通に/home/ユーザ名/以下にvagrant fileを作成したので（windowsのディレクトリやファイルに全くアクセスしていないということです)このエラーメッセージが出てきた意味が分かりません。/mnt/cの仕組みがよくわかっていないので下手にパーミッションを変更していいのかわからず足踏みしている状態です。このような場合、パーミッション変更したほうがいいのでしょうか？

追記↓

使用環境：学習サイトでWindows版Virtual Boxをインストールしたはずですので、Hyper-Vは使用していないはずです。今気づきましたが、WSLでWindows版Virtual Boxを使用していることも問題の原因なのでしょうか？

環境変数：
VAGRANT_HOME: No such file or directory
grep: PATH: No such file or directory
grep: VAGRANT_WSL_WINDOWS_ACCESS_USER: No such file or directory
grep: VAGRANT_WSL_DISABLE_VAGRANT_HOME: No such file or directory
grep: VAGRANT_WSL_WINDOWS_ACCESS_USER_HOME_PATH: No such file or directory

と出ました。おそらく「PATHを通す」という作業をしなければならないのだと予測できますが(その作業を一度もやったことがないので…)、合っていますでしょうか？お手数おかけしますが、ご教示いただけますと幸いです。

Comments

[raccy]

メッセージにある
https://www.vagrantup.com/docs/other/wsl.html
のリンク先に書いてある内容をよく読んだ上で質問したと思われます。VitualBoxとHyper-Vどちらの仮想環境を使っているのかと、次の環境変数がどうなっているのかを質問文に追記してください。
VAGRANT_WSL_ENABLE_WINDOWS_ACCESS
VAGRANT_HOME
PATH
VAGRANT_WSL_WINDOWS_ACCESS_USER
VAGRANT_WSL_DISABLE_VAGRANT_HOME
VAGRANT_WSL_WINDOWS_ACCESS_USER_HOME_PATH
なお、warningと書かれている最初の一文はただの警告であり、動作しないこととは無関係です。

[esklia]

ドットインストールでWSLを使用していないときにやったレッスン時にWindows版Virtual Boxをインストールしたはずですので、Hyper-Vは使用していないはずです。また、環境変数ですが、
VAGRANT_HOME: No such file or directory
grep: PATH: No such file or directory
grep: VAGRANT_WSL_WINDOWS_ACCESS_USER: No such file or directory
grep: VAGRANT_WSL_DISABLE_VAGRANT_HOME: No such file or directory
grep: VAGRANT_WSL_WINDOWS_ACCESS_USER_HOME_PATH: No such file or directory

と出ました。おそらく「PATHを通す」という作業をしなければならないのだと予測できますが(その作業を一度もやったことがないので…)、合っていますでしょうか？お手数おかけしますが、ご教示いただけますと幸いです。

[raccy]

質問文に追記してください。質問は「編集」から編集することができます。

[esklia]

失礼しました。

Answer 1

質問者の理解度がだいたいわかったので回答します。

メッセージは二つに分かれています。それぞれを正しく理解しないと先に進めません。

最初の1～2行目のwarningが書かれている白い文字の部分

この部分はRubyが出している警告です。VagrantはRubyで書かれており、RubyがVagrantのプログラムを実行しています。そのRubyが出しているメッセージになりますが、警告ですので、プログラムを停止したりはしません。つまり、この部分はうまくいかない原因と無関係です。

警告が出ないようにする方法はあるのですが、何故警告が出るのかを説明すると長くなることと、でないようにするとVagrantがうまく動作しなくなる可能性があるため、今回は割愛します。Vagrantをパソコン上で使う分には無視しても構いません。(サーバー上で動作されるRubyでこのメッセージが出る場合は、セキュリティの問題に発展する可能性があるため、何らかの対応は必要です。)

3行目以下からURLまでの赤い文字の部分

まず、英語のメッセージを読みましょう。英語が読めなくても、Google翻訳とかで頑張ってください。頑張ってもわからないなら、そのわからない部分を質問してください。

メッセージの内容は、簡単に言うと、WSL上のVagrantではWindowsへのアクセスを制限しているので、理解した上で自分で有効にしろということです。詳しい方法は最後のURLの先にすべて書いています。

さて、では、URLの先のページは読みましたか？読みましたね。読んでいないとこの後の説明はちんぷんかんぷんです。

さて、アクセスを許可するには環境変数VAGRANT_WSL_ENABLE_WINDOWS_ACCESSを設定する必要があることがわかったはずです。これを有効にして下さい。他の環境変数が必要かどうかは現在の状況によりけりです。環境変数VAGRANT_WSL_ENABLE_WINDOWS_ACCESSを設定してもうまくいかない場合に試して下さい。

環境変数(environment variable)が何かわからない、設定の仕方や確認の仕方がわからない、というのであれば、Linuxの基本がまだわかっていない状態です。この状態でWSL上のVagrantを使えるようになるには少し敷居が高すぎます※。今は取りあえずWSL上のVagrantを諦めて、Linuxの基本を学んで下さい。それができないうちはこの後も躓くので、急がば回れです。

※ WSL上のVagrantは、Linuxが十分使えるユーザーが使用することを想定しており、一定水準以上のLinuxおよびWSLに関する知識が必要とされます。Linux初心者が簡単に使えるようなものではありません。

Comments

[esklia]

いつも私のような初心者にも丁寧に教えてくださり感謝申し上げます。メッセージの内容は大体理解することができました。環境変数に対する理解が浅く、概要を把握していないのでraccyさんのおっしゃる通りまだWSL上でVagrantを使う段階ではないと判断いたしました。またlinuxに対する理解が深まった段階で再度トライしてみようと思います。大変親切に教えて下さりありがとうございます。