c言語 intの配列のヌル文字について

Question

疑問　

charの配列(piyo[])ではヌル文字を最後に入れるが、intの配列(hoge[])ではヌル文字は入れないのになぜ最後のヌル文字分が空いているのかがわからないです。
該当のソースコードで

piyo[0] = 'p'
piyo[1] = 'i'
piyo[2] = 'y'
piyo[3] = 'o'
piyo[4] = '\0'

hoge[0] = 0
hoge[1] = 1
hoge[2] = 2
hoge[3] = 3
hoge[4] =(不定値)　<- ヌル文字用？

となっているが
sizeof(piyo) = 5 <- 4文字 + ヌル文字
sizeof(hoge) = 16
つまりhoge[0]～hoge[3]のint４つ分でhoge[4]が含まれていない
hoge[4]はいったい何のためにあるのかが知りたいです
あとなぜヌル文字が%cで表示できないのかも知りたいです。
お願いします。

該当のソースコード

#include <stdio.h>
#include <stddef.h>

int main(void)
{
    int hoge[4] = {0, 1, 2, 3};
    size_t hoge_size = sizeof(hoge);
    printf("hoge size is %lu\n", hoge_size);

    int i;
    for (i = 0; i < (sizeof(hoge)/sizeof(int) + 1); i++)
        printf("hoge[%d] is %d\n", i, hoge[i]);

    char piyo[] = "piyo";    //= {'p', 'i', 'y', 'o', '\0'};
    size_t piyo_size = sizeof(piyo);
    printf("piyo size is %lu\n", piyo_size);

    for (i = 0; i < sizeof(piyo)/sizeof(char); i++)
        printf("piyo[%d] is %c\n", i, piyo[i]);

    return 0;
}

結果

hoge size is 16
hoge[0] is 0
hoge[1] is 1
hoge[2] is 2
hoge[3] is 3
hoge[4] is -979911936
piyo size is 5
piyo[0] is p
piyo[1] is i
piyo[2] is y
piyo[3] is o
piyo[4] is

補足情報

コンパイラー：gcc version 7.4.0 (Ubuntu 7.4.0-1ubuntu1~18.04.1)
OS: Windows10 / Windows Subsystem for Linux (Ubuntu 7.4.0)

Comments

[Zuishin]

hoge[4] と宣言されているので、hoge[0] hoge[1] hoge[2] hoge[3] の 4 つです。hoge[4] はありません。

[Meitei]

配列の宣言と添え字演算子の使い方をごっちゃまぜにしてました。
ありがとうございます。

[退会済みユーザー]

答えは出てそうなので捕捉。
C言語のchar配列は文字列を表す関係からそのような仕様になっています。
printf("%s", piyo);
のように、長さを別途渡さずに使用できます。
対してint型などは-2^31～-2^31-1までの値をフルに使っているので、終端文字に当たる値がありません。
どちらかというとchara配列の方が特別な例と考えてください。
今回の場合配列長はhogeだと4(indexが3まで)で、piyoだと5(indexが4までで、最後が終端文字)になります。
（※厳密にはC言語のint型のサイズは言語的には4byteと決まっていませんが例外が稀なため4byteとして説明しました）

Answer 1

文字列というのは、終端用に\0を入れる、と決められているだけで、、int配列にそういう話はありませんよ

まあ、０を入れたければご自由にどうぞとしか言えませんが。

んで、

int hoge[4] = {0, 1, 2, 3};

と定義されてるなら、hoge[4]はアクセス違反となります

Comments

[Meitei]

てっきり配列には￥0が必須と思ってました。ありがとうございます。

[SaitoAtsushi]

C では配列を「配列の先頭要素を指すポインタ」で扱うことがあるので、そうなると配列の大きさの情報が抜け落ちます。 単に printf で文字列を表示しようとするだけでもどこまで表示すれば良いのかわかりません。 そこで '\0' に遭遇したらそこで終わりという意味ということにしようという習慣で統一しました。

そのような、終端を表す特別な値のことをプログラミング用語では「番兵」と呼んでいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%AA%E5%85%B5

ゼロは文字としては意味がないので文字列の終端に使うにはちょうどよいですが、 int の配列でゼロが現れるのは普通にあることですから特別な意味を持たせられません。 ご自身のプログラムで配列に入れる値の性質として現れない値なら何でも番兵に出来ますし、それがゼロであってもかまいませんが、言語として統一したものはありません。

char の配列以外の配列では、終端を表す値を入れるのではなく別途長さを受け渡しする形にすることが多いですね。